北海道新聞の連載記事『日ロ現場史』が面白い。
280回を超える長期連載企画で、つい最近終了。
こちらに越してきてから人に借りた新聞で知ったので
終了間際の何回かしか読んでいないけれど、
視点の定まり方といい、丹念な地元取材といい、
これぞ地方紙の底力!
新聞協会賞受賞もうなづける。
“中央”のメディアは、とかく北方領土問題というと
「ロシアの出方しだい」という決まり文句でお茶を濁し、
いつも違和感を覚えていたけれど、
これを読むとまったく違う側面が見えてくる。
日本政府こそ何をして、何をしなかったのか。
国益の陰でどれだけ振り回されてきた人々がいたのか。
記事を担当した報道センター編集委員、本田良一氏は
根室支局、ハバロフスク、モスクワ駐在の経歴をおもちの方。
きっと長年温めてこられた企画だろう。
全5部あり、第4部までは電子書籍で読めるようですが、
単行本化を待って一気に、でもじっくり、読んでみたい。
280回を超える長期連載企画で、つい最近終了。
こちらに越してきてから人に借りた新聞で知ったので
終了間際の何回かしか読んでいないけれど、
視点の定まり方といい、丹念な地元取材といい、
これぞ地方紙の底力!
新聞協会賞受賞もうなづける。
“中央”のメディアは、とかく北方領土問題というと
「ロシアの出方しだい」という決まり文句でお茶を濁し、
いつも違和感を覚えていたけれど、
これを読むとまったく違う側面が見えてくる。
日本政府こそ何をして、何をしなかったのか。
国益の陰でどれだけ振り回されてきた人々がいたのか。
記事を担当した報道センター編集委員、本田良一氏は
根室支局、ハバロフスク、モスクワ駐在の経歴をおもちの方。
きっと長年温めてこられた企画だろう。
全5部あり、第4部までは電子書籍で読めるようですが、
単行本化を待って一気に、でもじっくり、読んでみたい。