サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

冬のエゾリス

2015-03-07 | 『勝手に帯広通信』
おはよう!久々のエゾリスくん。

ふこふこの冬毛。夏よりふたまわり大きく見えます。

エゾリスが活発に動くのは朝なので、氷点下と雪に阻まれ
なかなか訪ねられずにいましたが、だいぶ気温が落ち着いてきたので
久々に早朝のすずらん公園を訪問。
園内には40cmくらい雪が積もり、散策路も雪の下。
雪かきしてあるのは、人ひとりやっと通れるくらいの小道だけで、
小道をそれたらズボッとはまる。

でも身軽なエゾリスくんには関係ない。

すたっと木から飛び降りて…。


もうあんなとこまで行っちゃった。
一面真っ白なので露出が~。

エゾリスを追いかけようにも雪で身動きとれず。
でも大丈夫。ひと遊びしたら、すぐに戻ってくる。
お得意の、だるまさんが…転んだ!

すたっと止まってカメラ目線。


あ、行っちゃった。


また来た。今度は手が逆。
こうやってにじり寄ってきては、走り去っていく。

こちらは木の上でお食事中。子リスかも。

ふかふかのしっぽを背中に這わせてあったかそう。

今でこそ、誰が見ても可愛いエゾリスの仕草だが、
その昔のアイヌの人々には気味が悪いと思われていたらしい。
アイヌ語でエゾリスのことをトゥスニンケといい、
「まじないをして消える」という意味なのだとか。
エゾリスが手(前足)をすりあわせる姿が
拝んでまじないをしているように見えるためで、
例えば猟に出てエゾリスに出合ったら猟をやめる、
といったふうに、不吉、縁起が悪い、と思われていたそう。

ちょっと想像してみよう。未開の森のなかで
視線を感じてふと見た先に…。

こんなのが立っていて、胸元で手をあわせて
じーっとこちらを見ていたら…?
しかも次の瞬間にはもういないとしたら…?
確かにちょっと不気味かも(笑)。
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