サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシア料理教室

2016-09-28 | ロシア料理とその仲間たち
去る9月24日、とかちプラザ調理室にて
ユーラシア協会帯広支部のロシア料理教室開催。


今年はタジキスタン出身のシャノザさんに
中央アジアのプロフ(ピラフ)のつくり方を教わりました。

牛肉のブロックは3等分してたっぷりの油で揚げ煮し、
そのまま野菜やお米と一緒に炊き込んで、
最後にひと口サイズに切るのだそう。
加えるニンジンも半端ない分量だし、
ニンニクは皮もむかず丸ごと投入!
前の晩に戻したヒヨコ豆、レーズン、クミンも加え、
鉄鍋でじっくり炊き込んでいく。

肉を盛って出来上がり。

作り方は豪快ですが、味は繊細。
思ったほど油っこくもなく、あとをひくおいしさ。
これはぜひ家でもつくってみたい!

プロフに欠かせない付け合わせのトマトサラダ。

トマト、キュウリ、玉ネギをあえて塩コショウし、
ハーブを散らしただけ。
ポイントはトマトの切り方。
まな板は使わず、ボウルで受けながら宙でそぎ切りし、
トマトの向きをくるっと変えてはまた切る。
これをシャノザさんは連続して器用に切っていくのですが、
実際にやってみると均一な大きさに切るのが結構難しい。

そしてもう一品。ぺリメニのスープ仕立て。

ぺリメニ(シベリア風餃子)は一昨年つくりすぎて
おなかいっぱいになってしまったので、
今回はひとり当たりの量を減らして、スープ仕立てに。
スープといってもブイヨンをとる必要はなく、
ぺリメニをゆでる時にローレルを浮かべ、塩コショウして味を整えるだけ。
ぺリメニの具から、よいおだしが出るのです。
そして決め手はサワークリームとハーブ。
畑から摘んできたウクロップ(フェンネル)と
ぺトルーシュカ(イタリアンパセリ)が大活躍。


グルジアのスパークリングワインや赤ワインとともに。
いつもならお持ち帰りするところが、全皿完食!
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