パレード行進が目指すはレーニン広場。
ヴォロネジにはまだレーニンさんがいた!
5月9日。戦勝記念日。
『ヴァルシェブニキ』のコンサートに同行するのは午後からなので、
ナタリアさんがその前にパレード見学に連れて行ってくれるという。
のっけから飛ばしすぎのKくんは、電池切れ間近のヤバイ状態。
午後の部に備えて寝かせておき、Oさんと二人で出かける。
朝8時半。パレード開始は10時だというのに、
すでに目抜き通りの革命大通りは人ごみでごった返していた。
町のあちこちでバブシュカが花を売っていて、
道行く人々がそれを2本、3本と買っていく。
ナタリアさんもチューリップを手早く選んで購入。
これを無名戦士の墓に供えるのだという。
大通り沿いにはいくつか仮設ステージが設けられ、
子供たちや民族楽団が歌や踊りを披露している。
『ヴァルシェブニキ』の歌を歌っている子供グループもいて、
ナタリアさん、ちょっぴり誇らしげ。
こちら、グルジア少年少女舞踏団。
衣裳がめちゃくちゃかっこいい!
10時。無名戦士の墓の前で式典が行われ、パレードが始まる。
「先回りしましょ!」というナタリアさんに手をひかれて、
再び革命大通りに戻る。子供の姿がやけに多い。
花を手にして沿道にズラリと並んでる。
「退役軍人がきたら、子供たちが花を渡すのよ」とナタリアさん。
本当にそうだった。行進してくるパレードの列のなかに、
勲章を胸につけたご老人の姿を見つけると、
子供たちが駆け寄って次々に花を手渡すのだ。
なんなんだろう。これって。
これがソ連時代であれば、「戦争功労者を労う模範的少年達」
とでも安易にキャプションをつけてしまうのだろうけれど、
そういうこととはまったく次元が違う気がする。
戦争功労者だからというのではなく、
何かを成し遂げた人生の先輩たちを心から敬う
という教育が、この国ではなされているのだ。
そうとしか思えない。
この日、またしてもナタリアさんにお昼をごちそうになる。
おまけに、明日はホテルの支払日だというのに
まだ両替を済ませていなかった我々のために
休日に営業している両替所を見つけてくれたうえ、
両替所でのトラブルにも根気よく立ち会ってくれたりして、
本当に頭の下がる思いだ。
ヴォロネジにはまだレーニンさんがいた!
5月9日。戦勝記念日。
『ヴァルシェブニキ』のコンサートに同行するのは午後からなので、
ナタリアさんがその前にパレード見学に連れて行ってくれるという。
のっけから飛ばしすぎのKくんは、電池切れ間近のヤバイ状態。
午後の部に備えて寝かせておき、Oさんと二人で出かける。
朝8時半。パレード開始は10時だというのに、
すでに目抜き通りの革命大通りは人ごみでごった返していた。
町のあちこちでバブシュカが花を売っていて、
道行く人々がそれを2本、3本と買っていく。
ナタリアさんもチューリップを手早く選んで購入。
これを無名戦士の墓に供えるのだという。
大通り沿いにはいくつか仮設ステージが設けられ、
子供たちや民族楽団が歌や踊りを披露している。
『ヴァルシェブニキ』の歌を歌っている子供グループもいて、
ナタリアさん、ちょっぴり誇らしげ。
こちら、グルジア少年少女舞踏団。
衣裳がめちゃくちゃかっこいい!
10時。無名戦士の墓の前で式典が行われ、パレードが始まる。
「先回りしましょ!」というナタリアさんに手をひかれて、
再び革命大通りに戻る。子供の姿がやけに多い。
花を手にして沿道にズラリと並んでる。
「退役軍人がきたら、子供たちが花を渡すのよ」とナタリアさん。
本当にそうだった。行進してくるパレードの列のなかに、
勲章を胸につけたご老人の姿を見つけると、
子供たちが駆け寄って次々に花を手渡すのだ。
なんなんだろう。これって。
これがソ連時代であれば、「戦争功労者を労う模範的少年達」
とでも安易にキャプションをつけてしまうのだろうけれど、
そういうこととはまったく次元が違う気がする。
戦争功労者だからというのではなく、
何かを成し遂げた人生の先輩たちを心から敬う
という教育が、この国ではなされているのだ。
そうとしか思えない。
この日、またしてもナタリアさんにお昼をごちそうになる。
おまけに、明日はホテルの支払日だというのに
まだ両替を済ませていなかった我々のために
休日に営業している両替所を見つけてくれたうえ、
両替所でのトラブルにも根気よく立ち会ってくれたりして、
本当に頭の下がる思いだ。
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