十勝川の流れに沿って、上空にもやがたちこめる。
水温より気温のほうが著しく低いために起こる現象。
このところ早朝は氷点下10度を下回る日が続く。
「マイナス16度ですって!?モスクワと同じじゃない!」
と東京在住のロシア女性S先生にカラカラと笑われたのが先週のこと。
そういうモスクワは今、なんと氷点下30度に接近中。
1月8日の予報は「最低気温-33度、最高気温-23度」。
って、どんなだよー!
それに比べたら、北海道はせいぜい-20度台。
それもあくまで「最低」気温であって
一日中-20度を下回ることはまずないので
まだましだと言わねばなりませぬ。
「皆さん、連休明けには、しばらく静かにしていた
“あの方”がいらっしゃいます!」
とNHK札幌のお天気おねえさん。
同席のアナウンサーたちはウンウンとうなづくだけで
誰もフォローしないところを見ると、こちらでは
“あの方”と聞けばみんなピンとくるらしい。
よくよく見ればテロップの端っこに青い鎧かぶとの絵。
もうおわかりですね。「冬将軍」のことでした。
冬将軍の語源は、ナポレオン軍を撤退させた
ロシアの厳寒を「General Frost」と表現した
イギリスのメディアに発するのだとか。
第二次世界大戦でナチスドイツを撤退させたのも
やはりロシアのすさまじい寒さだった。
いったいロシア人はどれだけ頑丈なんだ!?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます