ううーん、どうしたことでしょう。
ロシアの新型コロナウイルス感染拡大が全然止まりません。
2日に1万人のペースで増え続け、4月26日ついに8万人超え。
上の数字は左から、検査件数280万件以上
感染者80,949人、回復者6,767人、死者747人
労働停止措置から1カ月近く経っているのに、
このままでは中国の感染者数を追い抜くのは時間の問題です。
しかし、相変わらず検査数が多く、死者数が少ないですよね。
ちなみに、同日の中国の状況は
感染者83,909人、死者4,636人
感染者数は同じくらいなのに、死者数のケタが違います。
そこで気になって致死率を計算してみました。
4月26日の世界平均と上位9カ国&日本との比較です。
世界 7%
米国 5.7%
スペイン 10.2%
イタリア 13.5%
フランス 14.0%
ドイツ 3.8%
英国 13.6%
トルコ 2.5%
イラン 6.3%
中国 5.5%
日本 2.8%(クルーズ船含まず)
それに対し、ロシア 0.9%
この差は何でしょう?? 以下はまったくの憶測ですが、
検査数の多さを見ると、検査されずに埋もれてしまう感染者が少なく
公表された感染者数が実質的な数字に近いのかもしれません。
また、感染者に40代以下の若い層が多い、という報告や
65歳以上の高齢者を外に出さない、もしくは
ダーチャに避難させて守る、といった報告から察するに、
高齢者の感染が最小限に抑えられているのでしょうか。
だとしたらよいのですが…。
感染者4万人以上を抱えるモスクワ市は
ロックダウンを5月中旬まで延長するもよう。
よって国家的イベントであるメーデーも戦勝記念日もパス。
とにかくSTAY HOMEあるのみです。
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