瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

秋に初夏の薔薇9

2009年10月17日 18時19分51秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
秋のテンプレをバックに、初夏と冬の記事が入り乱れるブログへようこそ。(汗)
いっそ春と夏を感じさせるブログパーツを貼って(有るかは知らんけど)、季節のファイブカードでも狙うか。
数字も揃ってなきゃただのブタだろってツッコミはさて置き、前回の続きです。



暦上で季節は4つ、しかしハウステンボスでは季節が5つに分かれる。

春に初夏に夏に秋に冬。
春はチューリップ祭、初夏は薔薇祭、夏は堤燈祭、秋はワイン祭、冬は光の祭。
こんな感じで5つの季節に沿った、大きなイベントが開かれるのです。
ハウステンボス好きが昂じると、挙げた5大イベント全て制覇したくなる。(笑)

チューリップを愛でるなら春、ハウステンボスの開園日を記念して、その名に因んだチューリップが咲く。
キンデルダイクやバスチオンに広がるチューリップ畑は、例えるなら地上の虹。

薔薇に酔うなら初夏、滝の如く迸る香りに包まれ、初夏限定の野外カフェがオープン。
GWを過ぎた頃、白鳥は雛を連れて運河デビュー。
梅雨の時季、道を彩る紫陽花も根強く人気。

遅くまで遊びたいなら夏、本格的なマリンレジャーから子供用の水遊びまで、涼しくなるメニュー様々。
夏季限定で温室の様なプールもオープンするし、天体観測に昆虫観察、子供の自由研究にぴったりの教室も開かれる。
夜は堤燈の下、屋台街で一杯…パパと子供が仲良く過せる季節。

ダリアと薔薇の咲く秋は、飲食イベントが目白押し。
サンヴァンサン祭は千円で百種類以上のワインが1日中試飲出来る呑んべの為のイベント。
関連してワインやチーズや他お菓子のバーゲンも開催されるので、買い物好きにも注目される季節。
晩秋の頃は紅葉も見事です。

イルミネーションを観たいなら冬、長い夜を輝かせようと、教会に宮殿に風車に街路樹に運河までもが、美しくライトアップ。
クリスマスシーズンには更にロマンチックなデコレーションが施され、お世辞じゃなくパークは宝石箱に変身する。
その分昼の姿は他シーズンと比較して地味だけど、ホテルライフをまったり楽しむのに適している。
例年正月~春にかけて開演する中国雑技団のショーも見逃せない。

どの季節に行っても楽しめる場所だと思うけど、活気付いてるのを好む人なら年末年始に春や夏(つまり大型の休みが入る頃)、逆に静かなのを好むなら冬(特に正月を過ぎた1月中旬~2月は静か過ぎる程です)、飲み食いに拘りたいなら秋、花を愛でたいなら春・初夏・秋ってところですか。
1度行って此処のリズムを掴めば、「今度は違う季節に行ってみよ~」って欲が湧いて来ると思うよ。(笑)




↑いいかげんフォレストガーデンに話を戻して。(汗)



↑場内に在る庭園の中で、このフォレストガーデンを私が最も愛してる理由は、1年中綺麗な場所だから。
アートガーデンも見事だけど、あそこは春と初夏と秋に較べて、他季節が寂しい。(冬は特に…)
何故かってえと、あっちは草花中心で、樹が無いからじゃないかと。
森だけだった頃のフォレストパーク時代から、此処は一年中美しかったと思う。
春芽吹いた若葉から、紅葉して散るまで…最初に設計した人は偉大だ。
だからってこっちの方が優れてると言いたい訳じゃないですよ。
アートガーデンには「フォリー」という特徴が有って、あっちはあっちで観て廻るのが楽しい場所だと思う。
しかし綺麗な庭園が増えるのは嬉しいけど、維持してくのは大変だろうなぁと心配にもなったり…。



↑飽きず眺めて居て、気が付けば18時近く…自転車を借りに、パラディへ向う事にしました。
階段を下りようとした所で、場内を廻るバスが前を通過。
クラシックではなくなったけど、これはこれで可愛いデザインだなぁと感じている。


この場内バス、まったりさんの記事によると、現在平日限定で最奥のパレスハウステンボスまで走ってるそうな。
実は開園した当初はパレスまで走ってたんですよ。
その後環境を考えて~といった理由からか、停まらなくなったんですね。
パレスへの道は坂になってて、風情は有るけど地味に登るのきつかったりするから、御老人や小さい子供連れの方には朗報でしょう。

それと自転車レンタルですが、現在はパラディではなく、「アクティビティセンター(元ハーバーカフェテリア)」が受付に変ってます。
セグウェイやカヌーやマリンスポーツ全ての受付が、この「アクティビティセンター」になったのですよ。
ハウステンボス&長崎の資料館も併設しており、簡単なドリンクも飲めるから休憩するにも便利。
前から「図書館みたいな施設が欲し~」と考えてたんで非常に嬉しいv
以前発行されてた街の新聞等も読めて、ハウステンボス史を深く学びたい人向けです。
詳しくはまったりさんのブログを御参考にされて下さい。
それとこっちも。(→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/)
当初は期間限定って話だったけど、なんか暫く営業してそうだよねえ。(笑)


んで話を再び旅に戻しますが(汗)、この頃はまだ受付がパラディだったんで、そこで自転車を借りました。
場内宿泊者限定で「オーバーナイトレンタル(17:00~翌朝10:00迄)」が出来るのですよ。
料金は1,000円+保証金1,000円、この保証金は返却時に返して貰えます。
早朝人の少ない場内をサイクリングするのは、とても気持ち良い。
アクティビティセンターに受付が変わっても、レンタルの内容は変ってないんで、場内ホテルに宿泊した人は是非御利用下さい。

借りに行ったら、そこで母と出くわした。
自転車を借りた私を見て、母も借りる事にする。
軽快な足を手に入れた母は、再びショッピングに出掛けたのでした。



↑一方私は海を観に、灯台まで続くデ・ラウター桟橋まで。
此処で一旦自転車から降りて、夕焼け空を眺めてました。
夏至が近かったんで、夕焼けと呼ぶにはちと早かったけど。



↑面白い形に渦巻いた雲。
チョココルネに似て見えるというのは、食い意地が張ってる証拠だろうか。



↑後ろを振り返ったそこには、哀愁のホテル・デンハーグが…。
行った頃は未だ営業してたけど……寂しいですね。
此処の季節に合せるように5館在ったホテルも、今は3館のみ。
自分的夏のホテルがホテル・デンハーグだったんだけど…「休館」と言う表現を信じて復活を待ちたい。


海を眺めた後、ビネンスタッド地区のショッピング館、マルシェ・ド・パラディに向いました。
そこで母と合流し、色々買い物したんだけど、土産についてはまた後日紹介。
買い物した後、一緒にホテルに帰って、夕食はルームサービスを取りました。



↑ホテル・ヨーロッパに泊ったら注文したいルームサービス。
カレーぐらいならそんな高くないんで、此処に泊まる度に食べてます。(笑)
注文するとお姉さんが脚付きのテーブルに載せて、恭しく持って来て下さる、しかも銀色の蓋を被せて。
窓際にテーブルを整える仕事もプロフェッショナルで感心してしまいます。
19時を過ぎても群青色のままな空を眺めながら、母と2人カレーを優雅に食しました。



↑母が選んだのは小海老&マッシュルームのカレー。



↑私が選んだのはヒレビーフ&オニオンカレー。
じっくり炒められた玉葱の風味、ヒレビーフは塊で入っててビックリします。
古いネタだが「ぐ(具)」が大きい。
肉だけでお腹いっぱいになりそうです。
つうかカレーがかかってなかったら、サイコロステーキだよこれ。
付け合せのピクルスも絶品だった~。



↑カレーの場合、サラダも付いて来るのが嬉しい。
ホテル・ヨーロッパのルームサービスについては、まったりさんのブログを参考にされて下さい。


食べ終わり、片付けて頂いてから、花火を観に行きました。
この夜はサンバのリズムが賑やかな帰港編。

尚、今夜から夜のショーが新しくなったそうです。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/green_symphony/)
一時花火が無くなるという話が流れたけど、惜しむ声が多かったせいか、無くさない方向に決まったらしい。
海と空をスクリーンに打ち上げる此処の花火は素晴しいからね。
(例え短くなったとしても)無くさない事に決まったのは非常に嬉しい。

花火終了後、ホテルに戻って「シェヘラザード」でお酒を呑みました。
私は林檎で作ったカクテル…名前忘れたけど、黄色いチューリップをイメージしたカクテルだった。(汗)
私が注文したカクテルは春限定で、既に提供を終了してたんだけど、親切にも作って頂いたんですよ。
林檎の甘い味と香りそのままの、とても美味しいカクテルでしたv(写真無くてゴメンよ~)
また、母が注文したアサヒビールをグラスに注いで頂く際、零さず均等に泡を仕上げるスタッフの技術に恐れ入りました。

こんな素晴しいスタッフの居るナイトラウンジでは、11月迄の土日祝限定でアフタヌーンティーを提供している。(12:00~16:00、要予約)
巷の店でよく見られる、3段皿スタンドで提供するものじゃない。
伝統に則ったロイヤルスタイルで提供するのです。
それでいながら有得ない破格、貴族に憧れる庶民には見過ごせません。
詳しくは(今回本当に参考にしてばっかだが…)まったりさんの記事を御覧下さい。
宜しければ08年06年に自分が体験した時のレポもどうぞ。


といったところで1日目が終了~、次回からやっと2日目に入ります。(汗)



コメント (2)
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