今回は食道楽編で御座います。
空腹時のご服用…もといご閲覧は目に毒ですので、お控え下さいませ。
といった所で前回の続きです。
約束した朝食時間の7時が近付き、ホテルに戻る事にしました。
中央広場で偶然母と合流、母は跳ね橋(ゴッホ橋)が上がる所に出くわしたんで、その様子を観察してたらしい。
ハウステンボスを廻る運河には海水が引き入れられている。
此処では常に運河の水質を綺麗に保つ為、一定のサイクルで入れ替えを行っているのですよ。
その際に開けられるのが街の東西に在る水門、跳ね橋が架かっている所です。
東の跳ね橋はミュージアムスタッドの裏道に架かるゴッホ橋&カロヨン橋。
西の跳ね橋はオレンジ広場に到るスワン橋&ハーフェン橋。
この街の運河の仕組みについては以前書いた記事をお読み頂きたい。
飾りじゃなく、本物の跳ね橋を架けてしまうのが、ハウステンボスらしい点。
さて2人一緒にホテルに戻って来て、自分は朝食前にトイレに寄ってく事に。
出て来たら母が居ない…忽然と消えてしまった。
驚いて携帯にかけたら、「もしもし私、今パレスのローズガーデンに来てるの」という返事。(←怪談「メリーさんの電話」調にお読み下さい)
これから朝ご飯食べようってのに、どうして場内最奥のパレスに行くのかと呆れる自分。
「あんたはトイレが何時も長いから、パレス行って戻って来ても充分間に合うと考えた」と母曰く。
花子さんじゃあるまいし、幾ら何でもそんな長く篭ってられるか。(汗)
母が戻って来るのを待ち、揃って朝食会場に向いました。
ホテル・ヨーロッパには飲食処が5ヶ所在る。
フランス料理を提供するメインダイニング、「デ・アドミラル」。
船着場を眺める昼の喫茶処、「アンカーズ・ラウンジ」。
通常は夜間に営業するメインバー、「シェヘラザード」。
オープンして2年目の日本料理店、「吉翠亭」。
同じくオープンして2年目の鉄板焼専門店、「戎座」。
この内朝食会場として利用されるのは、「デ・アドミラル」、「アンカーズ・ラウンジ」、「吉翠亭」の3店舗。(多客時はレンブラント・ホール」と呼ばれる大ホールも利用される場合有り)
デ・アドミラルとアンカーズ・ラウンジでは以前食べた事が有るんで、今回の旅では迷わず吉翠亭での朝食を選びました。
ちなみにデ・アドミラルだとテーブルサービス、アンカーズ・ラウンジだとブッフェでの提供となります。
デ・アドミラルのアメリカン・ブレックファーストは特にお勧めv
記事1番上の写真は裏口を出て右、吉翠亭&戎座への通路。(↑)
↑吉翠亭の玄関前で、若女将風の着物美人に迎えられ、席に案内して頂きました。
写真撮りそびれたんだけど、玄関に飾ってあった生け花が素敵だった。
↑店内は高級料亭の趣き、それでいて寛げる空間。
席の間に仕切りが有るので、他の客の視線を気にせず居られます。
私らが案内されたのは窓際で、大きな硝子窓から枯山水風の庭を眺める席でした。
秋は紅葉が綺麗なんじゃないだろうか?
↑テーブルにセッティングされていたナプキン、箸。
着席した所でお茶を出して頂きました。
↑飾られていた花は(やはり母の日に近かったからか)カーネーション。
この一輪挿し、横から見ると平べったいのが個性的に感じた。
↑テーブルに用意されていた梅干、ふりかけ。
梅干は品良く甘酸っぱい絶品。
↑そしてこれが吉翠亭で出される「朝食膳」。
食べた方挙って絶賛されてたんで、楽しみにしてたんですよね~。
↑御飯orお粥を選ぶ事が出来る。
母は御飯、私はお粥を選択、お粥にはほんのり甘い鼈甲餡をかけて頂きます。
更にふりかけを加えて食べてもいける。
↑目にも美しい、おかず色々。
後ろ左は鰹人参里芋インゲン赤蒟蒻の煮付け、中央は菜っ葉のお浸し、右は芥子茄子の乗った餡かけ胡麻豆腐。
前左はダシ巻き卵、シラスおろし、薩摩揚げ、キビナゴと鰆の焼き物、イカの和え物。
1つの膳の中に土地の名物を詰込んだ構成が見事。
舌に触れて薄めの味付けながら、噛めばじんわり奥深い。
私の田舎は九州鹿児島だけど、こんなに美味しい薩摩揚げは食べた事無いです。
↑目覚めの人参+フルーツジュースに味噌汁。
味噌汁の具はアオサノリに浅葱、そして贅沢にも生麩。
食べる前は豆腐かと思ってたんで、生麩と解ってビックリした。
↑漬物は3種類出て来ました。
↑デザートは豆腐プリン、グラスの様な器もお洒落です。
これを食べられただけでも来た甲斐が有ったと感じましたよ。
今回の旅で食べた中では、此処の朝食膳が1番のヒットでした。
まだ新しい店だからか、和食より洋食の方が人気が有るからか、選んで来てた人は少なかったけど、此処の料理を知らずに居るのは惜しいと思う。
お店のスタッフのサービスも細やかで素晴しいし。
和食党の人には特にお勧めです。
…それにしても飲食処が増えたね~、ホテル・ヨーロッパ。
これで中華レストランも入ったら、プチワールドレストラン街になるような。(笑)
今回紹介した店のメニュー等、詳しい事はまったりさんのブログで紹介されてますよ。
【続】
空腹時のご服用…もといご閲覧は目に毒ですので、お控え下さいませ。
といった所で前回の続きです。
約束した朝食時間の7時が近付き、ホテルに戻る事にしました。
中央広場で偶然母と合流、母は跳ね橋(ゴッホ橋)が上がる所に出くわしたんで、その様子を観察してたらしい。
ハウステンボスを廻る運河には海水が引き入れられている。
此処では常に運河の水質を綺麗に保つ為、一定のサイクルで入れ替えを行っているのですよ。
その際に開けられるのが街の東西に在る水門、跳ね橋が架かっている所です。
東の跳ね橋はミュージアムスタッドの裏道に架かるゴッホ橋&カロヨン橋。
西の跳ね橋はオレンジ広場に到るスワン橋&ハーフェン橋。
この街の運河の仕組みについては以前書いた記事をお読み頂きたい。
飾りじゃなく、本物の跳ね橋を架けてしまうのが、ハウステンボスらしい点。
さて2人一緒にホテルに戻って来て、自分は朝食前にトイレに寄ってく事に。
出て来たら母が居ない…忽然と消えてしまった。
驚いて携帯にかけたら、「もしもし私、今パレスのローズガーデンに来てるの」という返事。(←怪談「メリーさんの電話」調にお読み下さい)
これから朝ご飯食べようってのに、どうして場内最奥のパレスに行くのかと呆れる自分。
「あんたはトイレが何時も長いから、パレス行って戻って来ても充分間に合うと考えた」と母曰く。
花子さんじゃあるまいし、幾ら何でもそんな長く篭ってられるか。(汗)
母が戻って来るのを待ち、揃って朝食会場に向いました。
ホテル・ヨーロッパには飲食処が5ヶ所在る。
フランス料理を提供するメインダイニング、「デ・アドミラル」。
船着場を眺める昼の喫茶処、「アンカーズ・ラウンジ」。
通常は夜間に営業するメインバー、「シェヘラザード」。
オープンして2年目の日本料理店、「吉翠亭」。
同じくオープンして2年目の鉄板焼専門店、「戎座」。
この内朝食会場として利用されるのは、「デ・アドミラル」、「アンカーズ・ラウンジ」、「吉翠亭」の3店舗。(多客時はレンブラント・ホール」と呼ばれる大ホールも利用される場合有り)
デ・アドミラルとアンカーズ・ラウンジでは以前食べた事が有るんで、今回の旅では迷わず吉翠亭での朝食を選びました。
ちなみにデ・アドミラルだとテーブルサービス、アンカーズ・ラウンジだとブッフェでの提供となります。
デ・アドミラルのアメリカン・ブレックファーストは特にお勧めv
記事1番上の写真は裏口を出て右、吉翠亭&戎座への通路。(↑)
↑吉翠亭の玄関前で、若女将風の着物美人に迎えられ、席に案内して頂きました。
写真撮りそびれたんだけど、玄関に飾ってあった生け花が素敵だった。
↑店内は高級料亭の趣き、それでいて寛げる空間。
席の間に仕切りが有るので、他の客の視線を気にせず居られます。
私らが案内されたのは窓際で、大きな硝子窓から枯山水風の庭を眺める席でした。
秋は紅葉が綺麗なんじゃないだろうか?
↑テーブルにセッティングされていたナプキン、箸。
着席した所でお茶を出して頂きました。
↑飾られていた花は(やはり母の日に近かったからか)カーネーション。
この一輪挿し、横から見ると平べったいのが個性的に感じた。
↑テーブルに用意されていた梅干、ふりかけ。
梅干は品良く甘酸っぱい絶品。
↑そしてこれが吉翠亭で出される「朝食膳」。
食べた方挙って絶賛されてたんで、楽しみにしてたんですよね~。
↑御飯orお粥を選ぶ事が出来る。
母は御飯、私はお粥を選択、お粥にはほんのり甘い鼈甲餡をかけて頂きます。
更にふりかけを加えて食べてもいける。
↑目にも美しい、おかず色々。
後ろ左は鰹人参里芋インゲン赤蒟蒻の煮付け、中央は菜っ葉のお浸し、右は芥子茄子の乗った餡かけ胡麻豆腐。
前左はダシ巻き卵、シラスおろし、薩摩揚げ、キビナゴと鰆の焼き物、イカの和え物。
1つの膳の中に土地の名物を詰込んだ構成が見事。
舌に触れて薄めの味付けながら、噛めばじんわり奥深い。
私の田舎は九州鹿児島だけど、こんなに美味しい薩摩揚げは食べた事無いです。
↑目覚めの人参+フルーツジュースに味噌汁。
味噌汁の具はアオサノリに浅葱、そして贅沢にも生麩。
食べる前は豆腐かと思ってたんで、生麩と解ってビックリした。
↑漬物は3種類出て来ました。
↑デザートは豆腐プリン、グラスの様な器もお洒落です。
これを食べられただけでも来た甲斐が有ったと感じましたよ。
今回の旅で食べた中では、此処の朝食膳が1番のヒットでした。
まだ新しい店だからか、和食より洋食の方が人気が有るからか、選んで来てた人は少なかったけど、此処の料理を知らずに居るのは惜しいと思う。
お店のスタッフのサービスも細やかで素晴しいし。
和食党の人には特にお勧めです。
…それにしても飲食処が増えたね~、ホテル・ヨーロッパ。
これで中華レストランも入ったら、プチワールドレストラン街になるような。(笑)
今回紹介した店のメニュー等、詳しい事はまったりさんのブログで紹介されてますよ。
【続】