瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

5月5日はルフィの誕生日!

2012年05月05日 15時40分33秒 | ワンピース
ハッピーバースデー、ルフィ~~♪
高みを目指して王となれ!
今、亀戸天神に来てます。
毎度の事ながら、誕生日祝いはまた後日。(汗)

――大分日が経っちゃったけど、こっからは後日に書いた祝い小話。(↓)
ル=ルフィ、ゾ=ゾロ、ナ=ナミ、ウ=ウソップ、サ=サンジ、チ=チョッパー、ロ=ロビン、フ=フランキー、ブ=ブルックの台詞って事で。


サ「残念なお知らせが有ります。皆が承知のように、今日はウチのクソ船長の誕生日だ。しかし宴はしねェ――以上!」
ル「おい待てコラァ~~~!!!俺の誕生日だってのに宴をしないだと!?なぜそんなイジワルすんのかワケを話せ!!!」
サ「訳を話す必要は無いだろう――以上!!」
ル「ひつよー無いワケ有るかバカヤロウ!!!船長をナイアガラにして許されると思ってんのかエロエロコックゥ~~~!!!!」
ロ「ナイアガラじゃなくって『ないがしろ』じゃない?」
ル「そーその長い城!だいたいなァ!『誕生日には宴を開く』ってのはこの船のオキテだぞ!!破る者には死、あるのみ!!」
サ「……蔑ろだ?掟だァ~~?折角こっちがテメェの誕生日を祝ってやろうと貯蔵しといた食料を、夜の内に食潰しやがった奴が居丈高で吐いてくれるじゃねェか!!!言葉通りの穀潰しめ今日こそ言ってやる!!!テメェに食わす飯は無ェ!!!――以上!!!!」
ル「うっせーな腹へったら食うのは当り前だろ!!!!無きゃ無いでそっこくちょーたつしろよ一流コックなら!!!!」
サ「んだとコラ!?海上でどうやって調達しろってんだアアン??何ならテメェを餌に垂らして深海の海獣でも狙うか??」
フ「何時までも不毛な言い争いしてんな2人とも!事態は宴どころじゃない緊急だぜ!船中掻き集めてもコーラしか出て来ねェ!」
ブ「困りましたねェ~、コーラでは腹は膨れてもオナラしか出ません」
ナ「下品なボケかましてる場合か!!このままじゃ全員飢え死によ!!それもこれもルフィが自分の欲望に忠実過ぎるから…っとにもー!!どーしてあんたは年がら年中そんな自己中なのォ~~!!?」
ル「いて!!いてて!!オイ!止めろ!!さっき気の済むまでポカポカなぐられてやったろォ~!?」
ナ「うっさい!!あれくらいじゃ全然気が済まないわよモォ~~!!!」
ル「いででででで!!!コブにコブ上乗せでいでェーーー!!!!」
ウ「駄目だ…1匹たりとも魚釣れねェ…潮に全く見放されちまった…!」
フ「ちっ、万事休すか!」
チ「オレ…腹減り過ぎて幻覚が見えて来た……」
ブ「皆さん空腹でカリカリしておられる様子、ここは雰囲気を和ませる為に、私が1曲歌うと致しましょう!――どっぉしっておっ腹っが減っるのっかなァ~~♪」
フ「加速して雰囲気荒むだけだわ!!!わざとかテメェ!!!?」
ゾ「こういう時は皆寝ろ!寝てりゃその内事態が好転する」
ナ「グランドラインで皆寝たら好転する前に荒天に遭って船沈むでしょーが馬鹿!!!!」
ル「何でもいーから肉食わせろ!!!今日は俺の誕生日なんだぞ!!!食わせねー気なら船食ってやる!!!」
フ「俺がスーパーな変態の内はそんな真似させやしねェェェ!!!!」

サ「………ここは非常食の出番だな――おい!!チョッパー!!!」
チ「…ああ…雲がバナナやアンパンに見える――え?サンジ、呼んだか??」
サ「おめェには気の毒だと思うがな…こんな昔話が有る…」
チ「うん、うん」
サ「何処ぞの神様をもてなす為に、森の動物達は挙って贈り物をしたが、兎には贈る物が無かった…そこでどうしたと思う?」
チ「どうしたんだ?」
サ「兎はな…神様を暖める焚き火に、自ら飛び込んだんだよ」
チ「ええ!!?そんな事したら死んじまうじゃないか!!!」
サ「そう、自らの身を神様に捧げる為の贄にしようと考えたんだな。つまりこの話は自己犠牲の尊さを説いている――そんな訳でチョッパー!おまえも船長の為に、その血と肉を捧げてくれ!!」
チ「えええ!!?つまりそれってまさか…オレに食料になれって言ってんのか!?」
サ「済まん!!…おまえの死は決して無駄にしねェ!!毛皮もナミさんとロビンちゃんの身を温めるコートにしてやるからなァァァ!!!!」
チ「ギャ~~~~!!!!サンジが狂ったァァ~~~~~!!!!」

――そーだ♪恐れないーで♪みーんなーのたーめーに♪

フ「はっ!?何だこの心を揺さぶるホットなメロディは!??」
ナ「船の上空を何かが飛んでるわ!!」
ウ「あれは――マントをはためかせたヒーロー!?」
ル「さっぱり忘れてたけどそげキングか!?」
チ「ヒーローだ!!可哀想なオレを助けに来てくれたんだ!!」

?「やぁ!!僕の名前はアン○ンマン!!お腹が空いてるのかい?なら僕の顔を食べると良い!」
サ「ゲロッ!!こいつ自分の顔削って俺達に寄越しやがった!!!」
チ「そ、そんな事して大丈夫なのか!?…痛くないのか?」
?「ハハハ!僕の顔はアンパンで出来てるから食べても大丈夫!また帰ってから新しい顔をジャ○おじさんに焼いて貰うから心配しなくとも良いよ!」

チ「……凄い…サンジの話した兎みたいなヒーローが現れた…」
サ「…ああ、なんてタイムリーなヒーローなんだ――喜べ皆!!このヒーローの御方が俺達の空腹を癒す為に、その身をご提供くださるそうだ!!!」
ル「なに!?こいつ食べて良いのか!?全部!!?」
サ「ああ!勿論全部!!全身食べて良いと仰ってる!!」
?「え?いや、僕が『食べて良い』と言ったのは顔だけで、体は替えがきかないから食べられると困る――」
フ「初対面の俺達を救う為に自分を犠牲にしようなんて何て良い奴!!!くぅ~~泣けて来るぜ!!!」
ウ「流石はヒーロー、正に自己犠牲の鑑だな!」
ブ「通りすがりのヒーロー様、貴方の御親切は一生忘れません!!――で、皆さん、何処をいただきます?私、柔らかそうな頬肉いただいてもよろしいでしょうか?」
ル「んじゃ俺は食いでが有りそうな腹の部分いただき!!」
ウ「あ!てめ!さっさと良いトコ取り汚ねェぞ!!」
ゾ「んじゃ俺は右腕だな」
フ「左腕は俺が貰ったァァ!!!」
ロ「腑分けはコックに任せた方が良いんじゃないかしら?」
ナ「そうね、今度こそ皆が食べられるよう、公平に切り分けて貰いましょ!」
サ「任せてェ~vナミさんとロビンちゃんには、大目に切り分けるからねェ~vv」
ウ「コックのエコヒイキを許すなー!!!」
ル「ありがとーな!!おまえのおかげで今夜は楽しい宴が開ける♪♪」
?「嫌だ…止めて…食べないでくれ…!!――助けてジャ○おじさぁ~~~~~ん!!!!!」
チ「マントは形見にオレが貰うからな♪」

――愛と♪勇気だけーが♪とーもだっちさー♪


【終】


…ブラックになってしまってゴメン。(汗)
コメント
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