料理人こうやの記録

和食の料理人。プチ野菜ソムリエ。
料理、生産者の現場、スーパーカブ、その他日常の記録。

浅草(11/3)、みんなのひろば祭、雷門通り時代祭り、新仲見世

2010年11月14日 00時11分39秒 | ☆Family☆

こんばんは

この前のお惣菜で出た、カブの葉を伽羅煮にしました

鍋にごま油とサラダ油をひいて、軽く熱したら刻んだ葉を投入。

塩をふって炒めると、色よくなり、そのうち茎から大量の水分が出ます。

今回はその水分を使って煮上げました

砂糖、めんつゆの素、濃口醤油で炒め上げて水分を飛ばしていき、

あがりに鰹節と白ごまを合わせます。

仕上げに軽くごま油を回します。

好みで一味をふって。

 

さて、3日の文化の日、台東区で、障害者のお祭りがあったので行ってきました

みんなのひろば祭。

たくさんの障害者福祉団体が参加しています。

↓嫁さんがぼくとの結婚前に勤務していた知的障害者施設のTシャツ。

嫁さんが作ったものです。まだ使ってくれていて、嬉しかった

このお祭りでも売っている、クッキーがとてもおいしいので、

たくさん買い占めてきました

昔嫁さんと一緒に働いていた方々とお話したり、

施設の利用者さんたちとも久しぶりにお会いできて、楽しかった

 

ぼくも浅草にいたころ、利用者さんの寮に

たまにごはんを作りに行っていたのです。

 

お祭りの後、仲見世に木箸を見に行きました。

↓車をどこに止めようかと走っていたら、雷門通りが封鎖されていました。

奥はスカイツリー

ぐるっと浅草駅を回っていると、懐かしのひさご通り。

上京した頃、すぐそばで寮を借りてすんでいたのです。

その後、そこを辞めて、寮を出て、家がなくなり、

少しホームレスになりましたが。今となってはいい思い出です

 

少し車を走らせていると、無料で止められるパーキングが

道路わきにたくさんあることに気付き、止めて、仲見世に向いました。

すると、先ほど封鎖されていた雷門通りで浅草時代祭りが催されていました

↓江戸芸者連

↓ペリー来航

↓右が新撰組局長、近藤勇、左は副長、土方歳三

なかなかの盛り上がり

↓坂本竜馬。え?福山雅治?と思ってしまうほどの男前でした。

浅草はお祭りがたくさんあって楽しいですね。

とても好きな町でしたが、住むには空気が悪かったので、

ひばりヶ丘に引っ越してきたのです。

 

↓は浅草公会堂の近くにある、人気店、“おいもやさん”

ここの大学芋がおいしいとのことで、食べてみました

カモテという種類のさつま芋で作られているそうで、

外はかりっとしていて、なかは甘いお芋で、

どんどん口に運んでしまうようなおいしさでした

おやつを食べたら、目当ての新仲見世にある江戸木箸のお店へ。

さんざん悩んで、結局買わずに帰りました

本当に気に入るものって、‘これだ’ってなんかピンとくるものですよね。

古き文化を残しながら確実に進化させている浅草。

職人の町、浅草。

下町人情の強く残る浅草。

ぼくの人生の新たなスタート地点は何も変わらず、

そこにありました。

 

ただ、連れまわしてくれた恩師がもういないのが少し悲しい。