オムライスとビーフシチュー

娘が、「お父さんの作ったオムライスと黒いシチューが食べたい」と先週末から言っていたので、土曜日のお昼にオムライスを、晩にビーフシチューを作りました。
どちらもぺろりと食べてくれたのでうれしかったです。

オムライスといえば、韓国にいたとき、IMF危機に見舞われた当時の韓国では、卵が不足したんです。卵を輸入か？と思って聞いてみたら、マヨネーズを初めとする加工食品に使われる卵は、粉末化した卵で、もっぱら輸入に頼っていたんですね。その輸入が激減したので、新鮮な卵をそちらに廻して、普段食べる卵が不足したという話のようでした。大学の食堂でオムライスを注文すると、ケチャップライスではなかったしチキンライスでもなかった、茶褐色の炒めた御飯の上に一辺１０センチの正方形に切られた薄焼き卵が載せられ、と思ったことがありました。

懐かしいです。

今回作ったオムライス、特に工夫という工夫はありません。タマネギをよく炒めたくらいです。
ビーフシチューは、市販のルゥを使うんですが、愛用しているハウスの「シチュウ・ド・ボー（ビーフ）」が近くのスーパーから姿を消していて、違うものにしました。お肉なんですが、牛の首肉を使いました。今回の目玉は、フォションのローリエです。安売りを買ってきたのですが、使ってみました。煮込むときの水ですが、最大半分まではワインを入れるのもいいようです。今回は、手持ちのワインがほとんど残っていなかったので、香り付け程度に入れています。そうそう、野菜が食べやすいようにとにんじんとタマネギはみじん切りに。ジャガイモはかぶりつけるように大振りにしました。失敗したのはマッシュルームです。子供たちが好きなので、まるのママ入れたんですが、やっぱりスライスした方が良かったみたい。

ま、そんなこんなで。お父さんの料理はこんなのが限度です。

小学校の給食の時に出てきたビーフシチューは、必ずグリーンピースが入っていました。食べられないというわけじゃないんですが、あんまり好きじゃないですねえ、グリーンピース。今では、自分の好きな具を放り込めるので、シチューは大好きです。他に、ブロッコリー、シメジなんかもいいですよね。オススメの具材があったら、教えてください。