小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

鼻をへし折られて

2019年04月11日 | 日記

今回は端的に書こう。前回、詩のようなものを書いた。可読性や抒情性はないものの、内心は自分ではよく書けたと思っていた。で、ある方のブログ経由でネットの詩のサイトを見つけて、ひそかに投稿してみた。

詳しくは省くが、誰もが評価してくれない0点だった。他の人が投稿した詩を読むと、まあ玉石混交だが、愚生の詩はちょっとはいけるんじゃないかと踏んでいたのだが・・。見事、詩の愛好者の方々から総スカンを喰った。誰からも支持されないというのは悲しい。10代の頃だったら寝込んでしまうほど落ち込んだかも知れない。

打ちひしがれていたら、どこぞの女性詩人が寸評を書いてくれて、「可読性」に1点を入れてくれた。辛うじて読めたということか。「ご尊老」という文字がみえた。愚生が老人だと見抜かれている。けっこう長めのコメントで、ご自身のプライベートの話も引用され、優しさと敬意(?)に溢れる文章だった。心から有り難く、感謝のコメントを返した。

後に、このサイトで高得点を獲得しているアマチュア詩人らの作品を拝読した。なかなか質の高い作品が多く、いずれも手練れた詩の体裁を調えられてい、なかには『ユリイカ』で佳作に賞せられた作品も混じる。

参考までに、詩の評価ポイントは、抒情性、前衛性、可読性、エンタメ、技巧、音韻、構成、以上7つの項目からなり、誰もが自由に採点に参加できる。優秀なものは50点以上を獲得している。

試詩シリーズとして、このブログに何本か書いてきたが、ちょっとはいけるんじゃないかと思っていた独善の拙詩。だが、どうやら本物の拙詩だということを痛感させられた次第。

これからのことは、ケセラセラでいくか、精進するか、筆を折るか、この三択で決めるしかない。その後の報告はいつになるか分からない。

 

▲サボテン、いつの間にやら三つも花開かせていた。これを詩的に表現できるか、うーん。

 



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