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赤紙のカラクリ @『松本清張への招集令状』by森史朗

   かの松本清張氏の担当編集者であった、文藝春秋社の森氏の作品です。清張氏は35歳の時に赤紙で兵隊にとられ、朝鮮に派遣されます。 35歳ですでに妻子持ちだった自分が、なぜ招集されたのか、それは軍事教練に欠席していたことへの「懲罰」ではなかったのか。そもそも、赤紙は国民に平等にだされるのではなく、村役場の担当役人が、恣意的にだしているのではないか。そう清張は考えます。 当然そこには「賄 . . . 本文を読む
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