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『夕暮れに夜明けの歌を』@奈倉有里

 高校卒業後、単身ロシアに渡り、ロシアの大学生となって 西暦2000年代を普通の市民としてロシアで暮らし学んだ若い女性の記録です。  ちょうど1997年の香港玄関を前後する数年間を、香港の普通の大学生として生活した星野博美さんの『転がる香港に苔は生えない』のような本ですね。  『夕暮れに夜明けの歌を』は以下の30の章に分かれていて、いずれの章もその冒頭に、ロシアの現代小説から引いた味わい深い . . . 本文を読む
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