金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
金沢にもあじさいは咲く @ 「どいね原発」 北陸電力石川支店前
大雨洪水警報下の昨日7月6日、志賀原発の再稼働をやめてほしいと願う市民が、ツイッターやフェイズブックで呼びかけあって、自然発生的に下本多町の北陸電力石川支店前に、あの大雨の下、集まった。
東京では、毎週金曜の夜に、首相官邸を何万人という市民が脱原発のデモで包囲しているように、この金沢での、北陸電力にアピールするアクションだね。これ別に、労働組合や政党の「動員」なんかじゃないですよ。
歩道を全部「占拠」してしまうと通行人の迷惑になるから、歩道の北電寄りの1/3を使用させてもらうように、あらかじめ警察の許可を取っていたそうな。なので離れて見てみると長細い行列のようで、ぱっと見には、人気歌手のコンサートの前売りチケット発売日みたいな感じ。
従来の「動員型集会」ではなく、このような普通の市民の自発的な脱原発の集会に参加して、つくづく思うことがあります。
運動慣れしているハズのボクらが「忘れていたもの」を思い出させてくれるってことです。社会を動かす原動力は、団体でも、政党でもない、一人ひとりの市民なんだということ。
もちろん、そういった市民の中には、労組組合員もいれば、政党の党員もいるでしょう。でも、共通しているのは、所属団体の指示で行動するのではなく、「自分の頭で考え、自分の意志で行動してる」ってことだね。そして、そういう個人が集まった組織でないと、現実を変革するに有効な力を発揮する組織にはなれないってことだね。
来週の金曜日は、もっと多くの市民が集まるに違いないね。僕もささやかながら 広めてみますね。
それにしても北電は、まだ19時過ぎというのに、電気が全く消えてひっそりとしてました。大企業は残業ないのかな。この点は率直に見習わないとね(笑)。
↓こんな感じ
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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そのような市民になれるよう,学校で教えないと。ですね。
そのような市民=自立した市民,が増えれば増えるほど社会は変わると思います。
先ずは隗より始めよ,ですかね~。
そうですね。たしかに、まず「自分から」ですね。
一歩一歩の積み重ねですね