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ここは深く静かに時間が流れる @ 白山 南竜が馬場 


 先日、10年ぶりに白山に登ってきた。もちろん日帰り。

 別当出合から歩き始めて初っ端の吊り橋が 新しくなっていたのにまずびっくり(情勢に遅れすぎ??)。それからやけに人工的な石の階段になってるなと思ったら、登りと下りがガチンコにならないように、ロータリー状にして一方通行にしてるんだね。しばらく来ないうちに、結構「新発見」あります。

 2時間で南竜分岐点に到着。人の多い登山道は避けたいので、予定どうり南竜経由にした。

 深い緑の草原に赤い屋根の山小屋のこの南竜の光景は、何度見ても絵になるねえ。先ほどまでの砂防新道の喧騒がうそみたいに、静かに深く時間が流れています。

↓南竜の全景


↓南竜ビジターセンターから



 まだ9時すぎだけど、さっそく昼飯タイム。

 ↓川で水を汲んで


 ↓山ではやっぱり、サッポロ一番塩ラーメンだよね


↓ 山では沸点が低いので?、気のせいか?アツアツとはいきません。



 腹ごしらえの後、深く深呼吸してエコーラインで弥陀ヶ原を目指す。白山の全貌を右手に見ながら登るはずだったが、あいにくガスですべてが「霧の中」。しかし、すれ違う登山者はなく、本当に静かな山旅を楽しめます。

↓鳥の声と 木道の自分の靴音しかしか聞こえない。山っていいね



 最後の五葉坂を 息も絶え絶えに (よる年波には勝てません)なんとか上り、室堂センターに到着。しかし、相当な混雑、ザックを下すこともなく、小次郎よろしくツバメ返しで 直ちに観光新道経由で下山したのでした。室堂滞在2分。

↓今年から建替え工事が始まる殿が池避難小屋 


↓観光新道は花の群生が美しい。坂は急だけどね


↓慶松平


 最近の「山ガール」ブームの影響か、若い女性の登山客が意外に多かったですね。10年前と随分と違います。もちろん、それは大歓迎ですけど・・。

 でも、いかにも山岳用品ショップ店員さんの“完全コーディネート”という服装は、もう少し“自分”の個性をだしてもいいのではないかえ??と 思ったのでした。

 まあ、猛暑の下界を避けて 山に登っても、人が多いところはやっぱり多いですね。なるべく人を避けての「変則白山登山」でした。

 
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