金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
「夏雲多奇峰」 @ 夏の終わりの高峰高原
今夏は 金曜の一日だけ仕事を休んで、一泊2日で 山を見に行ってきました。
本当は山に登りたかったけど、ぎっくり腰の病み上がりなもんで(そのへんの事情は こちら)、山で腰を再発したら、進むこともできず退くこともできず、ヘリのお世話になるしかなくなるので、登山はあきらめました。
で、登るのではなく、見ることにしたのです。標高2000mまで車で気軽に行けるのは、群馬と長野の県境の高峰高原ですね。山は浅間山です。
あいにく ガスってばかりだったので、山はよく見えなかったけど、積乱雲が自分の目の高さで、流れてゆくのは山ならではの光景でした。
↓佐久盆地がよく見えます
↓もうススキの季節です
↓雲は見ていて飽きないです。まさに「夏雲多奇峰」です
↓夜は街の灯りが瞬きます
「四時の詩」 陶淵明
春水満四沢 春水(しゅんすい)、四拓(したく)に満つ
夏雲多奇峰 夏雲(かうん)、奇峰多し
秋月揚明輝 秋月(しゅうげつ)、明輝(めいき)を揚(あ)げ
冬嶺秀孤松 冬嶺(とうれい)、孤松(こしょう)秀(ひい)ず
春には雪解け水が沢という沢に満ち溢れ、
夏には峰のような入道雲がむくむくと湧き起こり、
秋には名月が皓々と輝き、
冬には寒々とした山嶺(さんれい)の中に緑の松だけが一本高くそびえている
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