金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
金沢古本屋事情2015
40年前、 金沢の古本屋と言えば、尾張町の「南陽堂」(すでに閉店)、池田町の「文学堂」が双璧だったように思う。特に後者は いかにも頑固そうなおじいさんが鎮座していて、絵にかいたような「教科書通りの古本屋」でしたねえ。僕も大変お世話になりました。八ヶ岳をデザイン化したような「値札シール」覚えてるかな。
その後、21世紀になり、広阪のビルの階段をのぼったところにあった「ダック・ビル」に通いました。売り場はカフェを兼ねていて、窓からはお向かいの旧四高の赤レンガをながめながらコーヒーを飲んだものです。同店はその後、広小路に移転し、さらに現在は、小矢部県境の山里の福畠町にて、大きな古民家で営業されています。
そして2010年代になると、でました「オヨヨ書林」さんですねえ。せせらぎ通り店は その独特の店の雰囲気で、何時間いても(実際にそんなことしたら、お店に迷惑ですが・・)飽きないです。BGMがまた渋いんだな。同店の本店になるんでしょうか、竪町店は、今年新竪町に移転しました。店の広さは1/3ですが、むしろこちらの方が古本屋らしいです。
最近ご無沙汰しているのが、横川の「金澤21世紀書房」さんです。この店もカフェを兼ねていて、良質の本が低価格で並んでいます。マスターは渋い男前です。なんで最近ご無沙汰しているかというと、バス路線からはずれているので、行きにくいんです。だって、休日の古本屋めぐりって 冷たいビールとセットでしょ(笑)
で、冒頭写真は、武蔵の「加越能書店」です。先日伺ったところ、店頭に写真のような表示が・・。このアバウトさが好きなんだなあ~。やっぱり、古本屋は「きめきめの商売」というよりも、大学祭の模擬店のノリで、店主のキャラクターそのまんまってのがいいよね。また伺いますね。ビール飲んだ後にね。
↓新竪町に移転した「オヨヨ書林(旧竪町店)」
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