４０年ぶりに「ラジカセ」を買った話 【その②】

 

　で、どんなラジカセを探したかというと、カセットデッキは２コもいらない１コでいい。スピーカーも１コでいい。ＭＲＯラジオがＦＭで聴けること（いわゆる何とか補完放送ってヤツ）。通販で買いました。本体価格４９６０円です。早速段ボール箱のカセットの調査開始しました！！。

 

　まあ、特に「掘り出し物」はありませんでした。ほぼ予想の範囲内。一番多いのは１９９０年代のＮＨＫラジオの英会話講座の録音。まあその当時から、通勤の車の中で聴いてましたねえ。（その頃の車は、カセットデッキが標準装備されてました）。毎日聴いてたんですが、でも今、寿司屋のカウンターで外国人観光客と隣り合わせになっても、全然会話はできません💦。はい。

 

　次は、ＮＨＫの教養番組等での、著名人の講演の録音です。大江健三郎、窪島誠一郎、田中美智子、重松清、内館牧子、栗塚旭などなど。。加えて、９０年代から００年代にかけて僕がかかわっていた、様々なボランティア活動の中で、学習会の講師としてお招きした講師の講演のナマ録音です。知名度は全くありませんが、いずれもその道の「知る人ぞ知る」方ばかり。半分は故人になってますねえ。これ今としては貴重な音源ですね。

 

　あと変わり種としては、野沢那智と白石冬美の「ナッチャコパック」の復活放送ですね。本放送は随分前に終了してますが、２００６年の１２月３１日に、突然に唐突に、一夜限りの再結成？復活放送がありました。これ確かに、何の予告もなく復活したのですが、たまたまその日の新聞のラジオ番組欄を見て気が付いて、あわて録音した次第です。ナッチャコパック、高校時代は毎週金曜日、聴いてましたねえ。

 

　まあ高校卒業して金沢に来た時に、中学・高校時代に録音したカセットテープは、金沢には持ってこなかったように思います。それはそれで、ひとつの「決意の表明」であったのかもしれないなア（涙）。