秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ   SANE著

2007年09月18日 | Weblog
臨時管理人
日が短くなった。油断しているとすぐに夜になる。「ゴン」と散歩を楽しむどころか、「ゴン」と暗闇をさ迷うはめになる。
娘が、連休帰省した。私に二日間、見張りが付いた。監視されながら、娘の携帯サイトのパケ放題を思う存分に、活用して遊んだ。インターネットの世界は面白い!…がなんだか恐ろしい。検索して自分の書いた小説や、エッセイを見ると、なんか自分じゃないみたい。それにしても、ブログの小説や、エッセイがとにもかくにも、ヒシメイテいる。日本文学の形が変化していくようで、衝撃を受けている方々も、居るだろう。日本文学もタイヘンだけど、今東祖谷の道も大変な事になっている!日本文学と東祖谷の道を同時に表現するなんて、私は切羽詰まったらなんというオコガマシイことを、失礼します!たまにというか、よくあるのです。自分の話しをしたい時は、相手の話しを全く聞かないで、相槌だけ打って於いて、相手の話しが一瞬怯んだ隙に、慌てて喋りだす。それと同じ形態です。そんな失礼な私に早く慣れて下さい。悪しからず…。
とにかく、かずら橋を過ぎて剣山の方角に30分位の県道下瀬集落の本線が、見事に決壊しました。
百メートル位かな?正確には私は測っていないので判りません!正確に知りたい方は、市役所に電話して下さい。とにかく道路がないのです。砂遊びをしていて三角山をしっかと造り、わざと崩した時のような半分の山の形?顔で表現したら、鼻が無くなったような感じ?食材で言ったら、茹でたジャガ芋が割るつもりもないのに、半分にポッコリ割れた感じ?私はあれをなんと言って表現したら良いか、頭が痛くなります。被害者もなく済んだのは、その道の関係者の方々のチカラとあの赤い回転灯!今まで飾りかと思っていたのは、私の大きな勘違い!迂回路が中上と言う集落を通ります。そこでポイントは国の伝統的建造物保存地区の落合集落を中上から、一望出来ること!たまに走る方々には、絶景を観るお得なコースです。毎日通る地元の方々は、多分観る余裕は?余りないと思います。
「本線はいつになったら、出来るんだろう!冬になって雪降ったら、どーしてくれるの!」これが実感だと思います。本当に、冬になったら車の修理工場が忙しくなるのではないかしら?考えてたらまたまた頭が痛くなります。親が市長でなくてよかったとツクヅク思います。誰でもいいので新しい道下さい!
ふと、思い出した。私は県外の病院に外来でかかって用事があって早く東祖谷に帰りたい時、こう言って順番を縮めた前科がある。
「すみません!徳島の東祖谷から来ているんですが、夜中になると崩壊しそうな道が通行止めになるんです。順番を早くして頂けませんか?」
受付の方は、一瞬受け付け表を確認し、大体こう言って下さる。
「遠い所から、大変でしたね。朝、早く出られたんでしょう?」
私は謙遜しながら、優しく笑顔で返す。
「4時位に起きて、来ました。大きな病院が近くにないので、不便なんですよ」
カタログ詐欺に、続く詐欺行為?今では、高速道路が出来てしまって、この方法はかなり無理になってしまった!祖谷と口にすれば、かなりのメリットがあった。癖になりご厚意にかなり甘えた。「秘境を名に卑怯な事」を私はいっぱい楽しんだ。本日も無事に終了。娘も帰り、ゴンとの生活に戻る。連休は登山旅行に行ったリッチな管理人の変わりに、臨時管理人を優しい私は、引き受けた。コテージに来てくれたお客様、次回来て私を探さないで下さい。「あれっ?綺麗な管理人さんは?」なんて聞かないで下さい。そこに私は居ませんー。 合掌!
コメント
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