Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

断捨離決行中!~で、紅白の嵐を見ようぜ!

2010-12-28 | 日本生活雑感
2学期の小学校の勤務が終了してから、少しづつ大掃除をしているのだが、今年流行した「断捨離」を実践している。
いやあ、これがまた気持ちがいいこといいこと。
まあ、要は不要な物を捨てまくり、本当に自分にとって必要なものを探すという作業なのだが、思いがけない物を探し当てて、それが現在の自分にプラスに働いたりして、すごく楽しい作業!
大げさだが、過去の自分を見つめ、過去の自分を改め、新しい自分に生まれ変わるといった感もある。
1人で、「断捨離」「断捨離」とぶつぶつ言いながら、部屋中の不要なものを捨てながら、掃除をしている。

上の息子も受験期にたまりにたまった問題集や教科書をやっと整理。
2人でえいやっと捨てまくっている。
今日はゴミ袋5袋分は捨てたな・・・
いや、まだまだ大量の資料を整理しなければならない。
やるぞ!このさい。

しかし、昨日の夜息子がキッチンの蛇口をひねったら、なんと上の部分がとれてしまい、水がでなくなってしまった!
2人で焦りに焦る。
急遽マンションの管理人に紹介してもらい、今日の夕方水道屋さんにきてもらう。
「これはアメリカ製で、この会社はなくなっていて、在庫はないですよ・・・」
「修理してもすぐにダメになるから、新しく換えるほうがいい」と勧められる。
「おいくらで?」
「3万8000円」
「は~あ・・・」
「TOTOのいいやつです」
大急ぎで息子にネットで調べさせる。
「3万ぐらいだ」
じゃしかたないか!
この年末に思わぬ出費。

まあ、このマンションも15年たっている。
新しい蛇口に換える時期なのだろう。
でも、新しい蛇口で気持ちいい!
新年はこれで安心して迎えられるな。
紅白の司会初挑戦の嵐も存分に見れるわ!

なんてことをしていたら、まだ年賀状をほとんど書いてないことに気付く。
でも、「龍馬伝」の総集編が始まって、息子と「あのシーンはああでもない、こうでもない」とついつい見入ってしまう。
後藤象二郎役の人が案内人なのだが、怪演した後藤のときと実際の人物のあまりのギャップにおののく!
武市半平太、岡田以蔵よかったなぁ・・・ウウッ、以蔵の最期何回見ても佐藤健君がかわいそうすぎる・・・

ブログも書いてるし、こんなことしてたら、今年も年賀状が着くのは遅れるなぁ。
ごめんね、みんな。




二宮尊徳の偉大さにふれる~小田原の尊徳記念館にて

2010-12-15 | 日本生活雑感
先週12月の寒さに慣れてきた晴天の日に、小田原市栢山にある尊徳記念館を訪れた。

小田原栢山というと、二宮尊徳の出身地。
そう、薪を背負いながら本を読みながら歩く銅像で有名なあの偉人、二宮金次郎だ。


全国の一部の小学校に金次郎の銅像があり、(小田原市内の小学校はとくに多く、あちこちにある)勤勉なイメージだが、本当の彼の偉業は意外と知られてないんじゃないかと思う。
私も本を読むまでどんなことをした人なのか知らなかったが、日本各地の多くの農民たちを救い、自分の身を捧げて、日本の農業の発展に尽くした人だということを知った。
詳しいことは尊徳の本を読んでもらうとして、尊徳記念館のことを少し紹介しよう。

小田原駅から小田急線で北上し、富水駅でおりる。
この駅までに住宅の間から美しい富士山が姿を表す。
なかなか快適な電車の旅だ。
富水駅から記念館まで田園風景が広がる中、歩いて15分くらい。

尊徳記念館の正面には、またまた大きな富士山が真正面に現れる。
記念館の敷地には、わらぶき屋根の尊徳の生家もあるので、尊徳は毎日富士山を拝みながら田畑を耕していたのではないかと思う。

この生家は、保存状態がよく、なかなか立派だ。




いろりや当時の台所道具なども置いてあり、あたかも今も尊徳の家族が暮らしているかのようだ。

記念館の入場入り口に、小田原市内の小学校4年生による尊徳学習成果が展示してある。
いやあ、お見事としかいいようがないほど素晴らしい研究発表内容。
さまざまな角度から尊徳の人生を語り、それをいろんな手法で展示。
カレンダーあり、すごろくあり、カルタあり、人形劇あり、はたまた劇までやってのけてしまうという発表。
尊徳が子どものころ作ったという藁ぞうりまで、実際に児童たちが作って展示してあり、びっくりしてしまった。
こういう昔の人々の体験を今の子どもたちが追体験するというのはすごいことではないか!
うちの息子もぜひ参加させたかったなぁ・・・
地方の小学校のよさがでている。

記念館のほうはアニメや人形で尊徳の人生が描かれ、小さな子どもたちにもわかりやすく説明されている。
こういう場所があるから、小田原の子どもたちは二宮尊徳という人物に愛着がわき、地元の英雄として尊敬し、素晴らしい研究発表ができるのではないか。
児童たちの文章の表現力もよく、自然に囲まれた環境の中で落ち着いて勉強に励んでいる様子が伝わってくる。
うちの息子も私も小田原住民になれてよかったな。


 尊徳記念館 

小田原市栢山2065番地の1
℡: 0465-36-2381




紅葉の箱根湯本を散策

2010-12-06 | 日本生活雑感
仲良しのママ友と初冬の箱根湯本を散策した。
紅葉が心地いい小旅行であった。

箱根湯本は箱根の入り口のような場所だが、駅を降りると目の前に早川の涼やかな流れが目に飛び込み、蒼然とした山々が早川を囲むという大パノラマが広がっている。
小田原から小田急箱根登山電車で15分で、新宿からだと小田急ロマンスカーで1時間半という便利さ。
東京や埼玉から楽に日帰り旅行ができる。

今回は、埼玉の友達と9時過ぎに駅で待ち合わせ、新宿からロマンスカーに飛び乗り、優雅な電車の旅をおしゃべりしながら楽しみ、11時半に湯本に到着。
JRの湘南新宿ラインを使うより200円高いだけ。
ロマンスカーから見た雪におおわれた富士山の眺めは絶景でまぶしかった。
その見えてくる瞬間や相模川などの詳しい説明もまるでバスガイドのようにロマンスカーではしてくれる。
車掌さんたちの穏やかで誠意ある接客態度もすごく好感が持てた。
ぜひともロマンスカーの利用を薦める。

湯本に着いたらまずはゆば丼でランチ。
精進料理って軽いかと思ったら、意外ともつ優れもの。

さて、肝心の箱根湯本の紅葉であるが、ちょっと抱いていたイメージと違った。
山々の所々が枯れていて、色づいている木々がまばら。
友達と2人で「どうしてだろう?」と分析しながら坂道を歩く。
友達に楽しんでもらおうと前回下見に来て、回る道のりもチェックしていたので、感動が少ないのが残念。

ただ、早雲寺の裏の庭園の紅葉は冬の京都を思わせるほどの風情があり、思わずうなってしまった。
ここには北条五代のお墓も早雲から整然と順番に並んでいる。

そして、旧街道石畳へ。
江戸時代箱根の山越えは最大の難所と言われ、1680年幕府は石を敷き通行の便をよくしたという。
250mも石畳が続く。
ちょっと足が痛いが、気分は幕末。
龍馬もこの道を歩いたのかしら・・・

玉簾の滝を見て、それを所有する(?)天成園という温泉のお店でおしるこを食べて休憩した。
ここでもゆっくりおしゃべりでき、駅にもどって3時18分のロマンスカーに乗れた。
小田急の人が言うには、この3時18分はいつも混んで満席になるという。
中高年の人たちが平日は多いからみんなラッシュの前に早めに帰るのだろう。

箱根湯本は短い時間でほどよく回れるという小旅行にぴったりの場所である。
友達もリラックスした表情で帰りに何度もお礼を言ってくれた。
いやいや、はるばる一緒に行ってくれてこちらこそありがとう!
旅行をしながら、本音でさまざなことを言い合えるこういう友達を大事にしていかねばとつくづく思う。



龍馬死す!~「龍馬伝」最終回にて

2010-11-28 | 日本生活雑感
ついにその時は来た!
「(暗殺シーン)見たくない、見たくない!と思いつつ、福山雅治扮する坂本龍馬の壮絶な最期を見とった。
くしくも龍馬の誕生日である11月15日が命日。

福山龍馬がソフトな印象だったので、暗殺シーンもややソフトに仕上げてくれるかと思いきや・・・
容赦なくズバズバたたききってくれるわなぁ。
実際は脳天を割られて中身がでていたというから、龍馬の最期はすさまじかったのだろう。

最終回は、近江屋で一緒にきられた中岡慎太郎より、岩崎弥太郎とのからみに重きがおいてあったような気がする。
弥太郎が、龍馬に対してきらいだと言いながら、さまざまな人から恨みをかい、その矛先が龍馬に向かうと注意したとき、龍馬は悲しげな表情を弥太郎に向けながら、名言を残す。(このシーンでは涙が自然にでてきた)

「世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る」
自分がなすべきことを信じ、何事も恐れず、世の流れを大政奉還へ導いた龍馬ならではの言葉である。
こんな人間が日本にはいたんだなぁ・・・
龍馬の日本人としての血が私たちにも流れているかと思うと、なんだが力がわいてくるぜよ!
この「龍馬伝」を見て何かを感じた子どもたちや若者が、明日の日本を背負ってたってくれや!

「龍馬伝」での坂本龍馬の描き方や福山龍馬の演技に関して、さまざまな批評もあるだろうが、龍馬のことをよく知らなかった私たちにとって、日本人にとっての龍馬の存在の重さを気付かせてくれたことはマッコトありがたい。
毎週日曜日の龍馬の飛翔が楽しみであった。
脇を固めた演技派あるいはイケメン俳優たちもよかった。
シャのかかったような独特の映像、場面に抜群にマッチした美しい音楽。
龍馬が亡くなった直後もいつもしんみりしたシーンに使われた私の大好きな音楽が流れた。

「龍馬伝」のCDでも買って、美しい音を聞きながら、龍馬を偲ぼうか?
何回も読んだ坂本龍馬の本をまた読み直すか。

いつか坂本龍馬のお墓におまいりしにいきたい!

写真は「龍馬伝」公式サイトより
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/


追伸

「龍馬伝」公式サイトに福山雅治からの龍馬に対するメッセージが載っている。
龍馬を体感し、演じきったからこその熱い思いが溢れている。
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/topics/30_interview/index.html








小田原散策記~小田原城、ロビンソン、かまぼこ

2010-11-14 | 日本生活雑感
深まり行く秋を感じる今日この頃。
10月から11月にかけては絶好の散策日和。
「2重生活をしている私の毎日は忙しい、忙しい!」とぼやいていてはつまらない!
「どんな状況でもポジティブ思考で楽しいことに変えてしまえ!」というのが私の信条。

というわけで、小田原での生活が無事立ち上がり、家事の合間をぬって行ってきました。
なんと、10月下旬より小田原城散策3回、酒匂川散策1回、箱根湯本1回。
精力的でしょ。

小田原の有名な「ロビンソン」というモールへもちょくちょく出かけています。
これがまた楽しくって!
ふとアメリカ生活を感じさせるような雰囲気もある感じのいいモール。
イトーヨーカドーへ通り抜けるところが一番ほっとする場所。
あ~あ、もっと早く小田原に引っ越せばよかった。

小田原城は駅から近く、二宮尊徳の神社も併設している。
天守閣までの道のりがまた格別にいい!
いくつかの門を越え、階段を上り、堂々とした天守閣を見上げる。

ここは北条氏のお城。
箱根湯本の早雲寺には北条五代のお墓まである。
これも見てきましたよ。
がぜん北条氏に興味がわいてきた。
北条早雲とは戦国武将のはしりらしい。
かつては関東を制覇したほどの勢力があった北条氏だが、豊臣秀吉によって滅びてしまう。
な~んてことを知ると、小田原に住んでいる身としては、「にっくき秀吉!」と思ってしまう。

小田原城の中に歴史見聞館があり、北条氏の歴史がわかりやすく展示してある。
下の息子がお城に入る前にここに入るというので、入ったが、なかなか面白かった。
秀吉との戦いの前の北条側の会議は、実物大の人形でリアルに表現してあった。

そして、おみやげはやっぱかまぼこでしょ。
鈴廣か籠清か?
どっちもおいしい。
籠清はユニークなものがある。
イカ墨や枝豆、シソなどを入れたかまぼこ。
主人が発掘してくれているのだが、本当においしい。
自分で買った鈴廣のチーズいりのかまぼこもめちゃおいしかった。

小田原に住むと毎日が観光気分だわな!
こんなにいい所だから、みんな遊びにきてね!











検察の証拠改ざん事件

2010-09-23 | 日本生活雑感
今週はとても信じられないような事件が飛び込んできた。
郵便不正事件の押収資料のデータを改ざんした容疑で、大阪地検特捜部検事が逮捕された。
これで厚生労働省元局長の村木さんは無実判定が確定し、厚生労働省の職場へもどれた。

54歳の村木さんはニコニコしながら車からおりると、厚生労働省の大勢の仲間に出迎えられて、古巣へもどるほっとした姿がテレビに映し出された。
2人の娘さんたちとこぶしをこづいて喜び合ったという。
さまざまな中傷を受けながら、ひたすらお母さんの無実を信じ続けたであろう。

去年村木さんが逮捕されて、1年数ヶ月拘束され、裁判で無実を晴らすべく全力で闘ったであろう。
長年局長としてまじめに働き、何の罪もない村木さんをおとしめたのが、私たちの社会を守るために存在する検察のメンバーであったというショッキングな事件。
正義が正義でなくなるという恐ろしい事実。

私たち一般人は社会のルールを守りながら、社会との折り合いをつけ、こつこつ毎日働き、ささやかな家族を形成して生きている。
こんな経済情勢だから、1人1人が自分の与えられた仕事を必死でこなし、家族の生活を守っている。
家族の柱である母が逮捕されたときの村木さんのご家族の心労ははかりしれない。
きっと今回のことで家族の絆は強まったことであろう。
逮捕された検事に深い怒りと憤りを感じるとともに、村木さんの今後の生活が充実したものとなることを願う。


インターネットを使わない山々に囲まれた生活~小田原にて

2010-09-19 | 日本生活雑感
昨日は、下の息子の新しい小学校での運動会の後、息つく間もなく、大急ぎで後片付けやら準備をし、古巣さいたまに主人の車でフルスピードで戻ってきた。
運動会は素晴らしい晴天に恵まれ、次男は満喫していた。

5年生は、おなじみ「ソーラン」を踊った。
黒いティーシャツに豆しぼりのはちまき。
黒いティーシャツはあのシカゴ日本人学校のティーシャツを息子はきた。
大きな緑色の双葉会(日本人学校別名)のロゴが目立つので、大勢の子どもたちの中にいてもパッと目にはいる。
私たちがデザインしたティーシャツであったが、ほれぼれ・・・
日本人学校友達のケイさんの話によると、今年もおそろいのティーシャツを作ったらしい。
どんな感じなんだろう?
見たいなぁ。

運動場を見渡すと、その上に山々がふんわりと浮かんでいる。
緑に半分囲まれ、回りに建物が少ない。
開放的な気分。
カラッとした天気はシカゴを思わせる。
シカゴ生活を経験した駐在員家族にとって、日本ではこういう適度な田舎が合っているのではないかと思ってしまうほど。

さて、運動会は盛り上がっていたようだが、連日の重労働のため疲れがたまり、ずっと眠気に襲われ意識は朦朧とし、ウトウトする始末。
金曜日は主人が住んでいた単身赴任者用のマンションの掃除を徹底的にした。
主人は運動会の日に会社を通して管理会社に鍵を渡すため、再び掃除をしにいった。
ご苦労様である。

昨日の夜は疲れがピークに達し、10時半に布団に倒れこむ。
今日は部屋の整理をしながら、小田原生活に必要な物を選ぶ作業。
木曜日に待望の冷蔵庫が届き、やっと生活がしやすくなった。
主人が使っていた冷蔵庫はあまりに小さくて、冷凍庫もなく、不便きわまりなかった。
よくあんな冷蔵庫で2年弱頑張ってきたものだ。
「これはビール用にしようっと」とニコニコしている主人。
新しい冷蔵庫は3万円ぐらいの小ぶりで、大量に食品は入らないが、不便な生活を経験するとしっかり冷えて安全な食べ物や冷凍食品が入るため、なでなでしたいくらい愛おしい。
便利な生活に慣れきった私たちにとって、たまにまこういう不便な経験も必要かも。

小田原の単身赴任生活でインターネットをひかなかった主人は、「小田原にはインターネットをひかない!」と宣言した。
インターネットに頼り切った生活をしてきた私は、しばしおののく。
だが、今の所やることが盛り沢山のため、とくに問題はない。
勿論何かと調べ物があるときに不便ではあるが、さいたまに帰ったときにやるかという感じ。
次男もインターネットを駆使して生物や生物の飼い方を調べていたが、「それはネット中毒になる可能性もあるから危険だ。図書館で調べるようにしよう。それが大事だ。」と主人。
今までも毎週図書館には通って本もかりまくってきたが。

ところで、小田原の新しいマンションの窓から見える景色はすばらしい!
目の前の目線の低い高さに山並みがずらりと見え、右端奥にうっすらと富士山がさりげなく浮かび上がる。
すごく控えめな感じで立っている富士山。
曇りのときは山の中くらいの高さに雲がふんわりとかかっている。
夕方は夕焼けに山々が浮かび上がって圧巻の景色となる。
そんな山々の景色が窓をあけるといつも飛び込んでくるわけだから、気持ちが落ち着く。
できるだけそんな時間を長くとりたいとつい思ってしまう。

というわけで、このブログの更新も少なくなりそうですが、引き続き読んでやってください。

小田原での新生活始まる!

2010-09-04 | 日本生活雑感
残暑厳しい中、ご無沙汰してます。
今日は休みなのにすさまじい暑さで日中道を歩いている人がほとんどいないそうです。
私は、まだ家から一歩も外へ出ておりません。

先週の日曜日の深夜に身の回りの物をまとめて、主人の単身赴任先の小田原のマンションに移動しました。
月曜日は眠い目をこすりながら、猛暑の中、小田原市役所へ住民票の移動手続きをし、大急ぎで、下の息子が転入する小学校へ向かう。
小田原市役所が駅からかなり遠く、この時点で私と息子はバテバテ。

新しい小学校の校長先生はニコニコしながら温かい笑顔で迎えてくれました。
若い女性の担任の先生がとても詳しく細やかに学校のさまざまなことの説明をしてくれた。
「よし!この面倒見のいい先生なら大丈夫だろう!」と期待する。
話し方が息子がシカゴ日本人学校全日校2年生のときにお世話になった若い女性の担任のT先生に似ている感じ。

そして、自由研究も仕上げた息子は1日から新しい学校へ登校。
2学期制なので、始業式ではなかったが、その分校長先生の話も簡潔に終わり、みんなの前に息子ともう2人の転校生の紹介があり、お互い「よろしくお願いします!」と頭を下げる。
息子がクラスに行ったのを見届けて、私はすぐに家に帰り、さまざまな手続きや買い物。
広いマンションに来週末に引っ越すため、またまた主人の荷物を荷造りしなくてはならない。

息子は気分上々で新しい学校に通い始めた。
友達も先生も感じがいいらしく、その学校がいっぺんで気に入ったらしい。
やれやれ一安心。

小田原は物価は安く、食べ物がおいしい。
水がきれいで鮎がとれることで有名な酒匂川も歩いてすぐ。
水がきれいだとお米もおいしい。
夕方夕日を見ながら酒匂川を見渡すと気持ちがなごむ。
富士山のシルエットが美しい。
海までも歩いてすぐという抜群の環境。

学校も無理ないスケジュールでゆったりしているようだ。
市役所の対応なども余裕を感じる。
小田原駅はお土産屋さんだらけ。
駅を出ると、右手に小田原城がそびえたち、二宮金次郎の銅像があちこちに建つ。
観光の町なのだ。
息子が通う小学校にも銅像はおいてあった。
まったくの新しい土地で友達はいないが、しばらく小田原探索を楽しもうと思う。





プチ引越し準備にとりかかる!

2010-08-22 | 日本生活雑感
私にとってこの夏休みは忙しい!
下の息子の磯採集のため、三浦半島、紀伊白浜、そして南伊豆へと旅行。
3つの旅行が終わったかと思えば、残っている夏休みの宿題をせかせ、まだ手をつけていない自由研究にやきもきしながら、プチ引越しの準備へと突入。
この引越しの経緯に関しては後日説明する。

引越しと聞くと、みんな「そりゃ大変ねぇ・・・」と同情されるのだが、海外からの大移動を経験している身にとって、日本での引越しなんてなんてことはない!
海外駐在の場合、船便と航空便そして手持ちの荷物と3つに分けなければならなくて、2回の大きな荷物の引越しがあるわけだから、引越し前の家はまさに修羅場と化する。
帰国前はひたすら荷物を処分したり捨てまくったなぁ・・・
今もまずはこれを機会に帰国後に溜まった荷物を整理しようと捨てまくる。

たまりにたまった下の息子のおもちゃ類をやっと整理できる!
数ヶ月前に大量のポケモンのおもちゃ類は、友達にもらってもらった。
しかし、ウルトラマン系はまだ貰い手が見つからず、手付かずのままベランダに放置されていた。
だが、ついに先日大量にあったウルトラマンと怪獣の人形を処分しにいく。
なんと45リットル用大袋が3つも!
日本で車を運転してないので、息子2人とで自転車で1人1袋積んで、おもちゃのリサイクル店に持っていく。
バルタン星人やカネゴンなど何十体もあったなつかしい怪獣たちを惜しみながらお店の人に渡す。
お金の計算をするのにかなり時間を要す。
どうにか2000円になった。
息子たちに手間賃として500円づつ渡す。
しかし、平成ウルトラマンシリーズの基地などは受け付けられないという。
「こんなに貴重なものをどうして受け取らないんだ!」と怒りがこみあげてくる。
うちにある3つの基地はウルトラマンティガ、ダイナー、ガイヤなどでおなじみのやつ。
基地に小さな飛行機類が入っていて、リアルで限りなくドラマの世界に近い。
ウルトラマンフリークの子どもならよだれモノだろう。
とウルトラマンティガの大ファンである母はぶつぶつ。

しかたがないので、近所の男の子の親たちに声をかけることにする。
引き取り手がなければ、その手の団体に寄付しよう。
しかし、不要なものを処分するのは気持ちがいい!
もう快感以外の何物でもない。
もっと早くにやっておけばよかった・・・
そうしたらもっとこの家で気持ちよく住めたのに・・・
シカゴでも引越し前は同じことを考えていた。
なんてことをしながら、この猛暑の中、頑張っている日々である。

向井理、「ゲゲゲの女房」でいちやく時の人に!

2010-08-13 | 日本生活雑感
今日も今や朝の顔となった向井理君ネタです。
おととい、シカゴ日本人学校中学部の同窓会でのママ友同士の会話でも「向井君大好き!」というママ友続出。
みんな「ゲゲゲの女房」を毎朝見るか録画して見るかしているほどはまっているようだ。
朝の連ドラをわざわざ録画してみるというのは、普通なさそうだが・・・
私もみのがしそうなときは、録画セットしてしまう。
今日は向井君は残念ながら出ず。
「ゲゲゲ」をお母さんが見ているから、小学生の子供たちもみんな見ているというから母たちのすごい影響力。
朝の連ドラの時間がこの4月から従来の8時15分から繰り上がって8時から放送になっているので、小学生たちも見れるらしい。(連ドラの後の情報番組「あさイチ」のV6のいのっちこと井ノ野快彦の司会が好評でついつい見てしまう。視聴率もいいらしい)
母たちのハートをギュッと摑み、今やアイドルとなってしまった向井君。

というわけで、先週の「ゲゲゲの女房」の視聴率はトップの21.3%で、4週連続1位。
今週の女性週刊紙のこのドラマの夫婦役の2人が表紙を飾るわ、今日の朝日新聞のテレビ欄の右上に大きく向井理が今日の11時からのTBS「A studio」に出演と宣伝されているわで、向井君ちょっとした時の人となりつつある。


彼が出ている他のドラマ「ホタルノヒカリ2」の視聴率も12位に入っていて人気がある。
間もなく9月4日から「BECK」というロッカーたちを描いた彼が出演する映画も公開される。
水嶋ヒロ君、佐藤健君などもでるようだから、必見の映画。
向井君は金髪のベーシスト役で、上半身裸で演奏する。
日本人学校のママ友たちもこの映画を心待ちにしているようだ。
タケルもでているから、絶対見に行かなくちゃ!!とこの映画のウェッブサイトもチェック。

ついでに、向井君のヌードが話題になったananの向井特集号。
これ見てない。
「あさイチ」のインタビューで初めて表紙を見て、そのけだるい表情が美しい!
こんな独特の表情ができる俳優少ないんじゃない。
向井君によると、それまでの繊細なイメージを打ち破り、違う一面を引き出したいという思いがあったとか。
というわけで、明日も「ゲゲゲ」を見るのが楽しみであります。