Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

英検、漢検の季節がやってきた!

2009-01-12 | 帰国子女動向
1月25日は、英検の一次試験日、2月1日は、漢検の試験日。いつも英検と漢検は続けざまにあるので、両方受ける子供たちは、かなりのプレッシャーがかかるだろう。うちは、上の息子は、今回両方受ける。なぜかと言うと、野球の試合のシーズンオフだから。シーズンが始まってしまうと、試合がたてこみ、試験が受けづらくなるためだ。

超マイペースの小学3年生の下の息子は、漢検のみ。去年の秋から英検を受けるのを勧めたが、しり込みして、受けていない。日本人学校の息子の英会話担当の先生からは、「受ければよかったのに」と残念がられたが、私も帰国直前で超忙しかったので、やめた。今回英語力が落ちていない時期(もう何もしていないから、落ちているかもしれないが)に英検を受けさせたかったが、本人自ら、「漢検を受けたい」と言い出した。兄が受けるので、漢字が大好きな次男も漢検に初めて挑戦したくなったようだ。毎日漢検の問題集を1項目づつ、楽しみながら、コツコツ勉強している。今のところ、問題はほとんどできている。日本人学校全日校での熱心な漢字への取り組みと日本の小学校での毎日のきっちりした漢字の宿題をこなしているおかげである。海外にいながら、こんなに漢字を好きになれたなんて、本当に日本人学校のおかげだ。毎日日本人学校全日校の3年生のクラスの宿題でやった「漢字博士」よ、ありがとう!

さて、肝心の上の息子だが、先月冬休みに英語の塾のお試しをやって、今月から通うはずだったのだが、風邪で体調をくずし、微熱が続き、この塾に通えなくなってしまった。せっかくやる気になっていたのに・・・やはり、車社会のシカゴに比べて気温が高いとはいえ、防寒着もなく、制服で30分も歩いて学校に通い、激しい体力を消耗する部活を数時間外でやるという生活がたたったのか。日本にいる生徒たちは、中1からこの生活をしているから、じょじょに体も慣れていっているのだろうが、息子はいきなりこの生活に入ったので、疲れもたまっていたに違いない。微熱がなかなかひかない。朝ひいても、夜ぶりかえす日々。治ったと思って、部活をやると、また微熱がでてしまった。

というわけで、英検試験日2週間前をきった今日から、いよいよ私が英検の勉強をしない息子にムチを入れることになった。いままでまったく息子の勉強は見ていなかった私。というか、たまに唯一口出しできる英語を見ても、いつもけんかで終わっていた。シカゴでは、中学に入って、面倒見のいい日本人の家庭教師の先生に英文法を見てもらっていた。カワセさんという人気の先生で、厳しさもあり優しさもありと中学生をうまく勉強するようにもっていくスキルのある方。おかげで、学校の英文法は、心配がなかった。しかし、今となっては、毎週シカゴの家に来てくれていたその頼みのカワセさんもいない。日本の家では、私がやるしかない。

春、夏の英検は野球の試合で受けられないことを想定して、受験が本格化する前の秋の目標級の合格をめざして、息子のおしりをたたくことになる。もともと勉強の時間数が少ない息子。勉強時間が少なくても、英語以外の教科は得意の速読と集中力で点数がとれてきた。しかし、英検の2級以上は語彙力が勝負。勉強をコツコツしなければ絶対に合格できない。なんで、こんな日常会話にでてくるような単語を知らんのか!と驚き、ついつい口に出してしまう私。「そんなの知るかあ!聞いたこともないわ!」と答える息子。息子の家庭教師を親がやるというのは、いかにむつかしいことか、身に沁みてわかった。しかし、英検の勉強を一緒に真剣に少ししてみると、ホント、会話で使わないようなどうでもいい単語があることに気がついた。勿論、ほとんどの単語は、将来知っていて役に立つものなのだが・・・
しかし、息子の英検のテキストを真剣にやると、「なーんだ、私がやる気になれば、塾に通わなくても充分教えられるのね!」という気にもなってくる。日本に帰ってくると、塾代などの教育費もかなりの家計圧迫にはなる。今まで上の息子の教育はほったらかしだった私。いっちょうやってみるか!という気になってきた。
ただし、本人がやる気になってくれればの話ですが・・・なんとかおだてて、やる気にせねば!





1月20日、オバマ氏の大統領就任式を前に

2009-01-12 | アメリカ生活雑感
いよいよバラク・オバマ氏が第44代アメリカの大統領となる日がせまってきた。2009年1月20日というのは、アメリカがついに黒人大統領を誕生させた記念すべき日となり、アメリカ市民にとって、歴史に残る忘れられない日となるであろう。

日本で、近所の書店に行っても、オバマ氏の本は多い。英語教育関係の雑誌も12月は、オバマ特集だらけで、11月4日の大統領選挙のときのシカゴでの勝利演説を英語のテキストにする雑誌も多かった。本の帯に「ケネディを越える感動 歴史はこの演説でつくられた!」とあるから、その人気のほどはいかに!




私は、ユーチューブでしかオバマ氏の演説は聞いていない。11月4日のシカゴでの熱狂の中でのオバマ氏を生で見たかったが、日本への帰国でそれもかなわず、今頃冷静にオバマ氏の演説を聞く。画像がかなりぼやけているが、淡々と説得力のあるトーンで、みんなと同じ目線で話す。むずかしい言葉は使わず、敵も味方も大人も子供も人種も包み込んで、すべての人々に語りかける。185センチとすらっとして背が高く、47歳と若い!若くても誠実さがにじみでている。こんな人が大統領になったら、「みんなで一致団結して、国を建て直していこう!」とこぶしを振り上げたくなるだろう。

それに比べて、日本の政治家ときたら・・・何が言いたいのか、やりたいのかわからない。麻生さんがでてくると、声を消したくなる。日本にもオバマ氏のような若いフレッシュな政治家が、彗星のごとく現われないだろうか!14歳の上の息子に、「オバマ氏を見ていけよ!これからは、あんたたちの時代だから。(広い視野を持つ)あんたたちが、ネットを駆使して、みんなで手をたずさえて、日本の新しい時代をつくっていけよ!」などとけしかけている。今の中学生というのは、ネット世代である。英語もそこそこ書けるから、彼らが世界中の同じ世代の人たちと手を組んで、ネットを利用して、いい方向へ持っていけたら、その鋭い感覚で、とほうもないこともできるかもしれない。

オバマ氏陣営は選挙の際、ネットを駆使して、演説にもあったように、1人1人の票を大事にしていったのだろう。私たちのシカゴ駐在のときの中国人の大家さん、ハンズは、オバマ氏にガソリン代の高さをメールで訴えて、数時間後に長い返信がオバマ氏自身からきたので、それを私たちに転送してくれた。確かにオバマ氏からだったが、きっと周りのブレーンの人たちが、1人1人にメールを返信しているのだろう。だが、そのやることの速さがすごい!アメリカ人の決断力の速さ行動力の速さというのは、誠に恐れ入る。

今日は、本屋で、下の息子が読む伝記の本を探していたら、店頭に並んでほかほかの本を見つけた。これだ、今読んでおかないと!「オバマ YES WE CAN!」(著ロバータ・エドワーズ、絵ケン・コール 訳日当陽子)という小学生向けのオバマ氏の伝記本だ。



岩崎書店から出版され、なんと発行日が、2009年1月20日、オバマ氏の大統領就任式の日になっている。ケニア出身のお父さんと白人のお母さんの間に生まれたオバマ氏。しかし、彼が2歳のときに、両親が離婚し、2度目のお父さんがインドネシア人で、インドネシアに4年間住んだこともあり、その後ハワイで祖父母に育てられたという。その後の大統領候補となるまでの道のりもわかりやすく、ケネディやリンカーンの偉大な大統領の伝記本のようなタッチで書かれている。あたかも、オバマ氏が歴史に残る大統領になるような予感を抱かせるような本である。

最後に、小学生向けの本にはめずらしく、11月4日の演説が日本語と英語で全文掲載されている。この演説も1963年のワシントンDCでのマーティン・ルーサー・キング牧師の有名な演説「I have a dream」と同じようにみんなに受け継がれていくのだろうか。(この演説は学生時代よく聞いたものだ。大好きな先輩がスピーチコンテストで優勝したのもこの演説で、キング牧師の真似をしている姿が、めちゃかっこよくって、感動したものさ。)