Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

日本の自転車通勤の明暗

2009-11-12 | 日本生活雑感
今日は外に出ると、冬のような気候。でも、交通費がでないので、お金を節約するために、自転車を20分以上ひたすらこいで、仕事に出かけた。帰りが5時過ぎで遅くなったので、体中が冷え切って、疲れが倍増してしまった。ただ、自転車は、エコにも貢献し、お金がかからず、体にもいいときているから、一石三鳥の効力がある。

しかし、日本のせまい住宅地の道をこぐのは、大変だ。こちらが注意していても、いつ何時車や人が突然でてきて、事故に合う可能性がある。時間に余裕を持って家を出て、すべての方向を見定めながら、ゆっくり慎重に自転車を走らせる。先日、勤務している学校の1人の先生と話していたら、その先生は同じ町内のご近所さんで、私より学校に近い。だが、この先生は、自転車は大変危険なので、こわくて、自動車で通っていると言う。確かに、彼女の言う通りだ。だが、私は日本のせまい道は運転する勇気がない。学校の場所が電車では、かなり遠回りになり、へたしたら、自転車よりも時間がかかってしまうので、自転車しか選択の余地はない。

昨日だったか、NHKの朝のニュースで、自転車の事故が多発しているという報道をしていた。ものすごい勢いで、赤信号を横断して、事故を起こし、死亡させてしまったり、ぶつかった衝撃で、肩等を骨折し、重傷を負わせ、一千万円以上も払わなくてはならなくなったりしたケースを紹介していた。急いでいると、赤信号をついつい無視してしまったりするが、大変な事故に結びついてしまうことがわかった。

雨の日もかさをさしながら、自転車をこぐ人が多いが、視界が相当せばまる。昨日のような土砂降りの日は、勿論、少しでも雨なら、めんどくさくても、電車を使うようにしている。

などと自転車の大変さをいろいろと書いていると、やはりどこに行くにも自動車で子供たちを数人のせてスイスイ移動できた道の広いアメリカ生活は楽だったよなぁ!