またまた自転車について物申す!前回の投稿で日本での自転車の明暗を書いたのだが、生活必需品であることは変わりない。
今日、やっとやっと上の息子の自転車を買った。
帰国後1年たって、やっとである。今まで10年以上も使っているボロ自転車を親子で兼用していたのだ。私たちがアメリカに駐在していた約7年間はずっと外にほっていたので、さびついていて、走るとギィーギィーいうほどひどい状態。おまけに、大量に買い物を自転車で行うため、後ろについている小さな子供をのせる荷台ははずせない。下の子が2歳でアメリカに渡ったため、そのままの状態で時間が経過。でも、買い物袋を2袋積めるため、絶対にはずせない。
息子が何も文句を言わないでこのボロ自転車を利用してくれていたため、ついつい息子の自転車を買うのを忘れていた。息子が乗っていたマウンテンバイクは、小さくなり、下の子が乗っている。上の息子は、遠く野球部の試合に行くときも大きな野球用具一式をこのボロ自転車に乗せて行っていた。
ある時、息子が突然、「女の子たちがよく聞くんだよなぁ、B君の自転車なんでそんなにボロいの?」って。「エッ、そんなこと言われてたのか」と愕然とする私。ひどい状態で、子供を乗せる荷台がついている古いママちゃり自転車に乗っている息子が不思議でならなかったらしい。他の男友達からもかなりひどいことをしょっちゅう言われていたようだ。息子が学校で弱味を見せないので、弱点を見つけるとそこを徹底的につく友達がいるらしい。「なんで、Bの家はそんなに(自転車を買えないほど)お金がないんだ!」とまで言われていたという。
女の子たちに言われたと聞いた時点で、私はママ友だちに中学生にとっての自転車の外見の重要性を聞いた。「そりゃあ、そんな変な荷台つけてたら、恥ずかしいにきまっているじゃない。かわいそうだよ、B君が!」とみんなから真っ先に言われる。もっと早く「自分の自転車がほしい」と言ってくれればよかったのに・・・私も日々の忙しさにかまけて、気付いてはいたのだが、ついついほっていた。このように、帰国後1年たってもまだまだそろえなくてはいけないものがでてくる。このとき、呆然としていた私へのママ友の励ましのフォローが素晴らしかった。「普通なら絶対(買えと)言うのに、言わないで我慢しているところが、B君のいい所じゃない!」そうなのです、いつもカルチャーショックを味わっている私に、さりげなく救いの手をママ友のみんなはさしだしてくれる。
でも、考えてみたら、アメリカにいたら、絶対にアメリカ人はそんなこと(人の自転車の外見なんて)を気にしないだろう。シカゴでは、自動車でどこに行くのも移動していたから、自転車に乗る機会が少なかった。冬は氷点下の寒さで、道さえ長時間歩くのは不可能だ。自動車だって、古くてボロボロになった自動車を運転している人は結構いる。みんな他の人の持っているものに一々ケチはつけない。人は人、自分は自分なのだ。「ばかばかしい!人の自転車なんてどうでもいいじゃん!」とまたまた叫びたくなる。あーあ、ストレスじゃ!帰国後一年でもアメリカでの感覚が抜けない。
そして、中学生がどんな自転車に乗っているかを確認。ママちゃりが多く、1万円台ぐらいのをみんな持っているのだという。みんな安いので我慢しているのだ。とりあえず、1万円台の自転車を捜す。しかし、1万円台は26のサイズばかり。息子のサイズ27は、2万円以上する。お店の人が言うには、高校生は安い自転車のを買って、しょっちゅうこわして修理にだすため、修理代が高くつくという。高校生の脚力がすごいので、こわれるのだという。一瞬、迷ったが、ここまで買うのを引き伸ばし、息子にもいやな思いをずっとさせていたこともあって、ギアつきの2万6000円ぐらいするのをえいやっと買ってやった。今までさんざんバカにされた友達に金額を言うのだ、息子よ!うちはそんなに貧乏じゃないぞ!しかし、息子はこの私のように子供っぽくないので、何もみんなに言わないだろう。だから、このブログに書くことで、ストレスを解消しようっと。駐在員友達ならわかってくれるかしら・・・
というわけで、駐在員の皆さま、日本に帰国されたあかつきには、ぜひいい自転車を子供たちに真っ先に買ってあげてください。私も新しい自転車買わないと、教え子たちにチェックされたらバカにされるなぁ。
今日、やっとやっと上の息子の自転車を買った。
帰国後1年たって、やっとである。今まで10年以上も使っているボロ自転車を親子で兼用していたのだ。私たちがアメリカに駐在していた約7年間はずっと外にほっていたので、さびついていて、走るとギィーギィーいうほどひどい状態。おまけに、大量に買い物を自転車で行うため、後ろについている小さな子供をのせる荷台ははずせない。下の子が2歳でアメリカに渡ったため、そのままの状態で時間が経過。でも、買い物袋を2袋積めるため、絶対にはずせない。
息子が何も文句を言わないでこのボロ自転車を利用してくれていたため、ついつい息子の自転車を買うのを忘れていた。息子が乗っていたマウンテンバイクは、小さくなり、下の子が乗っている。上の息子は、遠く野球部の試合に行くときも大きな野球用具一式をこのボロ自転車に乗せて行っていた。
ある時、息子が突然、「女の子たちがよく聞くんだよなぁ、B君の自転車なんでそんなにボロいの?」って。「エッ、そんなこと言われてたのか」と愕然とする私。ひどい状態で、子供を乗せる荷台がついている古いママちゃり自転車に乗っている息子が不思議でならなかったらしい。他の男友達からもかなりひどいことをしょっちゅう言われていたようだ。息子が学校で弱味を見せないので、弱点を見つけるとそこを徹底的につく友達がいるらしい。「なんで、Bの家はそんなに(自転車を買えないほど)お金がないんだ!」とまで言われていたという。
女の子たちに言われたと聞いた時点で、私はママ友だちに中学生にとっての自転車の外見の重要性を聞いた。「そりゃあ、そんな変な荷台つけてたら、恥ずかしいにきまっているじゃない。かわいそうだよ、B君が!」とみんなから真っ先に言われる。もっと早く「自分の自転車がほしい」と言ってくれればよかったのに・・・私も日々の忙しさにかまけて、気付いてはいたのだが、ついついほっていた。このように、帰国後1年たってもまだまだそろえなくてはいけないものがでてくる。このとき、呆然としていた私へのママ友の励ましのフォローが素晴らしかった。「普通なら絶対(買えと)言うのに、言わないで我慢しているところが、B君のいい所じゃない!」そうなのです、いつもカルチャーショックを味わっている私に、さりげなく救いの手をママ友のみんなはさしだしてくれる。
でも、考えてみたら、アメリカにいたら、絶対にアメリカ人はそんなこと(人の自転車の外見なんて)を気にしないだろう。シカゴでは、自動車でどこに行くのも移動していたから、自転車に乗る機会が少なかった。冬は氷点下の寒さで、道さえ長時間歩くのは不可能だ。自動車だって、古くてボロボロになった自動車を運転している人は結構いる。みんな他の人の持っているものに一々ケチはつけない。人は人、自分は自分なのだ。「ばかばかしい!人の自転車なんてどうでもいいじゃん!」とまたまた叫びたくなる。あーあ、ストレスじゃ!帰国後一年でもアメリカでの感覚が抜けない。
そして、中学生がどんな自転車に乗っているかを確認。ママちゃりが多く、1万円台ぐらいのをみんな持っているのだという。みんな安いので我慢しているのだ。とりあえず、1万円台の自転車を捜す。しかし、1万円台は26のサイズばかり。息子のサイズ27は、2万円以上する。お店の人が言うには、高校生は安い自転車のを買って、しょっちゅうこわして修理にだすため、修理代が高くつくという。高校生の脚力がすごいので、こわれるのだという。一瞬、迷ったが、ここまで買うのを引き伸ばし、息子にもいやな思いをずっとさせていたこともあって、ギアつきの2万6000円ぐらいするのをえいやっと買ってやった。今までさんざんバカにされた友達に金額を言うのだ、息子よ!うちはそんなに貧乏じゃないぞ!しかし、息子はこの私のように子供っぽくないので、何もみんなに言わないだろう。だから、このブログに書くことで、ストレスを解消しようっと。駐在員友達ならわかってくれるかしら・・・
というわけで、駐在員の皆さま、日本に帰国されたあかつきには、ぜひいい自転車を子供たちに真っ先に買ってあげてください。私も新しい自転車買わないと、教え子たちにチェックされたらバカにされるなぁ。