Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

明日はシカゴ日本人学校中学部同窓会(現在高1メンバー)

2010-08-10 | シカゴ日本人学校全日校
そうそう、明日はシカゴ日本人学校中学部の現在高1生の同窓会です。
池袋に全国から集まります。
といってもお盆の時期に急遽決まったので、数人です。
元々この学年の人数は、中学部になって急激に少なくなった。
十数人だったっけ?
うちは、息子が中2の11月に帰国したので、中学部は約半分通った。
でも、シカゴ日本人学校中学部は、日本の中学に比べて、本当に素晴らしいプログラムと先生たち、そして質のいい生徒たちだった。
熱血感の先生たちに囲まれて、息子たちは充実した日々を送った。
勿論、小学部の先生たちも超熱血でしたけど・・・
下の息子は未だにI先生のことを思い出しながら「I先生よかった」と言ってますが・・・

今回の同窓会は、名古屋方面のNさんとTさんが発起人でまとめてくださったようです。
ありがとうございます!
楽しみにしています!

水木しげる夫婦の道のり~「ゲゲゲの女房」の向井理演じる水木像

2010-08-10 | 日本生活雑感
漫画家水木しげるとその妻の人生を描くNHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」が面白い。
視聴率も好調なようだ。
水木夫婦の若かりし頃のなが~い極貧生活からやっと抜け出し、現在鬼太郎ブームにのって生活が安定してきて、我々視聴者もほっとしている。


サンスポ芸能ニュースより http://www.sanspo.com/geino/photos/100615/gnj1006150504014-p1.htm

ボロボロの壊れかかった調布の一軒家にかろうじて毎日の生活を送り、腐る直前のバナナを大量に安く買ってきて、それを食料にしていた時代があの水木しげるにあったとは・・・
それを一言も文句も言わず、水木の才能と努力を信じ、ずっとささえてきた妻。
私たちのように便利な生活に慣れきった世代にはわからない世界だ。

戦争で死というものを見つめてきた水木氏を向井理がさまざまなことに対してさめた目で淡々としているかのようにうまく演じている。
普段は何事もひょうひょうとしながら、こと漫画を描くときになると豹変して、すごい形相になる。
その落差を向井が見事に演じている。
このドラマのために徹底的に漫画を描く訓練もしたという。
今や向井理のファンになった。


「カガヤキ☆ラボ」-YAHOO JAPAN! 向井理インタビューより http://kagayaki.yahoo.co.jp/interview/01/index.html

彼の明治大学農学部で遺伝子工学の研究員をしたか(4年のときベストポスター賞受賞)と思うと、バーの店長をして、スカウトされて俳優の道へと経歴もユニークでかなり気になる。
また、水木しげるの生き方や今まで不気味なイメージがあった漫画にも興味を持ってしまう。

松下奈緒演じるヒロイン村井布美枝の島根の方言「そげですねぇ・・」と夫にいつも相槌を打つ優しい響きがいいという投書も朝日新聞に載っていた。
いつも明るくて、貧乏でも旦那を信じて前向きに生きていく布美枝の生き方も見習わねばと思う。

戦後昭和の古きよき時代をなつかしむような小道具がたくさん水木一家の家の中にでてきて、私も「ああ、あんなのが小さい頃あったなあ・・・」とテレビを見ながら郷愁に浸っている。