日本での最初の立ち上げに必要な買い物って・・・その２

みんなの書き込みにあるように、シカゴは寒さが増してきているようで・・・でも、日本はまだあたたか～い！みんなに悪いような・・・１１月後半に突入したのに、コートなしでも外を歩けるというのは、得している気分です。毎日洗濯物をほしながら、ぽかぽかのお日様に感謝です。

さて、日本に到着したのが、１１月２日（日）。次の日が３日で文化の日で祝日。いったい何から手をつけていいものやら。人に貸さずに置いていたマンションは、一通り生活ができるようそろっているが、いろんな電化製品などが古くなってガタがきている。毎日の生活に絶対必要なものが洗濯機と炊飯器。この２つを主人はエイヤッといいものに買い換えると宣言。あらかじめネットで売れ線の製品を調べ、駅前のラオックスで即買う。勿論、まずは携帯を買うことは必須。

その携帯を選ぶのに、結構大変だった。７年もの間、日本の携帯を使っていなかったため、まったく内容がわからない。お店の人に聞くと、海外出張が多いため、海外でも使えるものというと、やはりドコモを推薦される。しかし、日本の携帯って、複雑怪奇。友達にかけるときに間違って、テレビカメラにしてしまい恥をかくわ、汗だくで、メールを打つわで、今だにまったく慣れない。電車の中でもどこでも、みんな何気なく打っているが、私の場合、立ち止まって、いかにも必死で「メールを打ってます」って感じで、はたから見たら、「あの人バカじゃない。」と映っているにちがいない。だって、シカゴでは、携帯でメールなんてしないから。妹が言うには、メールの返信は「了解！」とでもいいから、そのメールを見たということを知らせるのが礼儀だという。まったくもってせわしない。

現在一番でていて人気の携帯の機種は高いので、１つ前の７０６というのにする。でも、十二分に複雑だ。「ワンセグ」なんて言葉、意味わからな～い。ｉモードにすると、まるで小さなパソコンみたいで、厚めのマニュアルなんて、読む気もしない。人間が使うのではなく、こんな小さなものに使われているって感じだね。妹に赤外線通信とかいうのをやられたときは、目が点になって、とてもびっくりした。携帯同士をつき合わせてデータが送られる仕組み。

スポーツ・オーソリティで、会員カードを作るとき、お店の人に「おさいふケータイにしますか？」と聞かれたときは、「何ですか、それ？」と思わず正直に聞き返したが、かなりびっくりした顔で、じっくり説明された。ケータイをかざすと買い物ができてしまう。私たちが日本を出たころにできたのだろうか。何年も日本に住んでいなかったことをいうと、「それじゃあ浦島たろうっこちゃんですね」と言われた。そのおさいふケータイを思わず申し込んでしまったら、主人の母に、「そしたら、絶対にケータイを落とせないよ」と言われ、キャンセルしなくてはとあせり、妹もおさいふケータイにしたことないと言われ、無知というのは恐ろしいと反省。

そして、洗濯機。ドラム式洗濯乾燥機が人気だそうで、２０万円以上もするのだが、主人はそれを買うと決めている。ラオックスにあった一番値段が高い日立のお風呂の残り湯を吸い上げ、風アイロンもついている「ビッグドラム」にする。



前で開け閉めをするちょっと大きめの乾燥機といった風情だが、少ない水の量でアイロン要らずという売りか。しかし、マニュアルもＤＶＤがついていて、そのＤＶＤを４０分もかかって、時差ボケのもうろうとした頭で見させられ、よく理解できなかった。ただ、お風呂の水を自動でくみ上げ、始動する前に左右に揺らして洗濯量を測り、洗剤の量も指定と、誠にすごい。モーターの音も静か。ただ、乾燥機の時間が異常に長い。主人はとても満足しているようだ。私は普通の洗濯機でもよかったんだけど・・・（ごめんよ、高い買い物の価値がわからなくて）

炊飯器も２万円以上する日立の圧力方式にした。これは大正解で、「極上」炊きというのに合わせると、つやつやした美しいお米でたかれ、しっとりとした感じでまさに「極上」の味。日本に帰ってきてよかったと思う瞬間だ。

とにかく、日本は食べ物がすべておいしい！新鮮で美しい野菜、肉、魚。さまざまな種類の食材、お惣菜の種類も多い。ミツワの高めの値段で過ごしてきた私たちにとって、安くていい豊富な食材を見て、毎日感動の日々だ。息子が大好きなＣＣレモンやカルピスウオーターもスーパーだと９８円。飲み放題だ。海外に住むと、日本の食生活のありがたみがわかる。夏に先に帰国した友達、まちこさんやケイ君たちも同感でしょ！

では、明日はいよいよ上の息子の中学について書いてみよう。おっと、明日最初に出した船便３６箱が到着するらしい。このせまいマンションのいったいどこに置くんだよ？！また、捨てなくちゃ！