Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

リトルリーグ、パイレーツのグッドラックは、靴下にあり!

2008-05-25 | リトルリーグ
今日は、美しいシカゴ本来の5月の気候の下、息子たちのリトルリーグの試合がバッファローグローブのエムリックというフィールドであった。午前中は、下の息子たちのチーム、インディアンズ対カブスの試合。

なんだか今日は、みんな元気がなく、ボールもぽろぽろ落とす。こんなに天気がいいのに、打線もイマイチ。よって、7対2で、5点差がついたので、5回でコールド負けをくらう。息子もヒット性のあたりがファールになり、三振して、がっくり。

さて、上の息子のパイレーツは、このところ連敗中。打線はいいんだけど、守備にミスが重なり、せっかくピッチャーが頑張っていても、あと少しで負けてしまっていた。今日は、前回負けているナショナルズとの対戦。

今日は、キャプテンでキャッチャーのケンの提案で、なんと靴下を右左黄色と黒をバラバラにはいてこいとのメールでの指示。なぜか、今シーズン、靴下が黒と黄色と2種類支給された。パイレーツの基調がこの2つの色だからか。最初の頃、監督の指示で、いやいやながら黄色をはかされていたが、負けが多いため、黒にみんな変えたのだが、これまただめ。よって、ケンが苦肉の策で、奇想天外の左右違う色にしてみたよう。出て行くときの、息子の後ろ姿が妙にマヌケに見える。だって、右左バラバラの靴下でプレーするなんて・・・ちょっと恥ずかしいし、どう見ても、勝てそうに見えない。こんなバカらしいことをまじめな息子がするなんて、やはり、チームの一員だ。「キャプテンのケンの言うことだから、しょうがない。」と、全然気にしてない。

しかし、なんとなんと、これが、当たった!息子が先発で、わりといい調子。3回まで好投し、4回で守備の乱れとフォアボール連発で、5点差になってしまったが、パイレーツの打線が爆発し、ひっくり返した。息子も鋭いシングルヒットと外野の深いところまで持っていった大きな2塁打と俊足で、両方とも本塁を踏む。このところ打順は1番で、足の長さを生かした歩幅のチーム一速い足で引っ掻き回している。「どうやったらあんなに速く走れるんだろう?」と超太っちょで恐ろしく鈍足のケン(キャプテンではないほうのケン)が、真剣に主人に聞くほど速いらしい。主人は、ケンの後に息子の打順は絶対持ってこれないと言う。ケンが塁に先にでると、息子が追い越してしまう恐れがあるためだ。

息子の大きな2塁打の後、3番マイケルも全開のすさまじいスウイングで、3塁打を放ち、うちの息子とマイケルとで、相手のピッチャーにスラッガーのこわさを見せつけた。ああ、なんて気持ちのいい試合だろう!マイケルのお母さんのコーニーと思わず、母親同士ハイファイをしまくった。なんて、子供っぽい親たちだろうね。相手のチームの子供たちに悪いけど・・・

結局、12対10で、久し振りにパイレーツの勝利。私たち親もすっきり気分は最高!子供たちのチームが試合に勝った日ほど、うれしいことはない。試合が終わって、キャプテンのケンに「また、この(違う色の)ソックスで行こう!」と言い合いながら、ケンを写真に収めた。ケンのユニフォームの左胸には、キャプテンであるパイレーツの象徴、海賊のがい骨のマークがはいっていて、すごくカッコいい。長身長髪のケンに合う。(最近のこのあたりのアメリカ人の男の子のティーンは、長髪好みだそうです。うちのチームもみんな髪の毛をたなびかせて、プレーしている)やっぱり、キャプテンだから、わかっているのね。皆さん、ケンの足元に注目!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿