Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

井口選手、日本へおかえりなさい!~メジャーから千葉ロッテマリーンズ入団へ

2009-01-29 | 日本プロ野球
4年間、アメリカのメジャーリーグでプレーしてきた井口選手が、来季は日本にもどってくる。千葉ロッテマリーンズと契約したのだ。井口選手は、2005年のシカゴ・ホワイトソックスのワールドチャンピオンに貢献し、その後もフィリーズ、パドレス、去年は最後、フィリーズといくつかのメジャー球団でプレーしてきた。

シカゴにいた井口選手は、2006年、シカゴ日本人学校で野球教室を開いてくれたり、生徒たち全員をホワイトソックスの本拠地、USセルラーフィールドの招待してくれたりと、私たちにはなじみが深く、私たちの家族は特別の思いを抱いてきた。私は、メジャーリーガーとしての井口選手の印象があまりに強いため、できれば続けてメジャー球団にいてほしかったけど、日本のプロ野球、しかも関東の球団に移籍するとなると、身近で井口選手が見れるため、気持ちを切り替えて、家族で大喜び。日本に帰ってきてよかった!

いつも井口選手は、自分のブログで動向をファンに報告している。今回もその報告を待っていたら、ロッテマリーンズ入団が決まる前から、そのブログ上のファンの書き込みはすさまじかった。井口選手にもどってきてほしいホークスファンとロッテファンのさまざまな意見が交差し、ブログ炎上状態。太っ腹の井口選手は、どんな批判を受けても、それを消さずに、我が道を行く。日本のプロ野球の事情がわからない私は、「メジャーで活躍するのを期待してます」のようなノーテンキでまとはずれな書き込みを1人していた。メジャーからもいくつかオファーがあったというから、少し期待していたのよね。ホークスからはオファーがなかったと井口選手は正直にブログで報告している。井口選手って、日本のプロ野球ファンにとって、そんなに気になる存在だったのね!シカゴで見かけた井口選手は、メジャーリーガーの存在感をムンムンと発しながらも、誠実な態度で、私たちファンに接してくださった。アメリカ人のファンも全国区でたくさんいるというに。それ以来、私たちも井口選手を身近な存在に感じてきた。でも、日本では、注目度がもっとすごいんだということがわかった。

ロッテマリーンズ入団発表の記者会見の模様もニュースで少し見たが、いつものイグチスマイルは健在。とてもうれしそうに、ロッテマリーンズ入団へ静かに闘志を燃やしている感じだった。主人が、「井口選手は、切り替えが早くて、やはり頭がいいね」と感心していた。メジャーで、ワールドチャンピオンという実績も残し、メジャーに未練なく、スパッと日本に頭を切り替えられるのも井口選手らしい。きっと、メジャーでの経験をチームの若い選手たちにも伝え、千葉ロッテマリーンズは活気付くだろう。パ・リーグの若手ピッチャー、岩隈、涌井、岸、ダルビッシュたちと井口選手との対戦を見れるかと思うと、私たちファンにとっては、たまらない。


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