Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

福留選手逆転決勝打!リグレーでカブス戦を観る!「フクドメ」コール鳴り止まず

2008-04-06 | 福留孝介選手
今日は、待ちに待ったリグレー・フィールドでのカブス戦(対アストロズ)を今季初めて家族で観に行った。急に暖かくなった穏やかな気候の中、福留選手、またまたやってくれました。5対5の同点で迎えた7回裏、走者1、2塁の場面、なんと2塁打をかっとばし、2打点。この逆転の決勝打で、カブスファンは、もう大興奮!

福留選手が打席に立つと、スタンディング・オベーションで迎え、「フクドーメ!フクドーメ!」コールが球場中にこだました。まちがいなく、今のカブスのメンバーで一番の人気者になっている。あの独特のカブスのチャンティング、手をたたきながら「レッツゴー、カービー!」という節が代わりに「フクドーメ」とその節にのせて、みんなで大合唱。信じられないのりだ。

その後、試合は、アストロズが追いつきそうになり、8対7になったが、もう1点追加し、守護神ケリー・ウッドが9回を守り、9対7でカブスが勝った。最後の方、ちょっとハラハラしたが、カブスファンは、大喜び。試合直後のおなじみの「ゴー、カブス、ゴー、ゴーカブス、ゴー」の歌が流れ、みんな気持ちよく歌いながら、笑顔で球場を後にした。中には、「Fukudome #1」と書いたプラカードを大きく掲げ、「フクドーメ!」と何回も叫びながら、いろんな人にハイファイをしまくっているアメリカ人のおじさんもいた。

今日の試合は、前半カブスは打線がイマイチ続かず、アストロズが先行し、流れがアストロズに行っていたが、福留選手が魅せた超ファインプレーで、相手の完全なヒット性のあたりをアウトにし、追加点を許さず、その流れを断ち切ったような気がする。ライトからつっこんで左手で、すごい勢いの打球をつかんだ美技で、カブスファンを魅了した。

そして、その後、走者がいたとき、相手の不意をついたような絶妙なセーフティ・バントをする。サードが後に下がっていたのを見ていたのだろう。みんなあっと驚いていた。こんなプレーって今までカブスにあっただろうか?!これもまた得点に結びつく。福留選手の加入で、カブスも変わるか!日本人選手の器用さ、巧妙さも見せつけてくれる。きっとカブスファンにとって、福留選手のガッツ溢れるプレーがたまらないのだろう。

まだ、開幕してから、5試合なのに、カブスファンはみんな、福留選手に首ったけ。今日は、福留選手の名前入りのTシャツを着ているファンもよく見かけたし、多くのファンが「福留孝介」や「必勝!」「闘魂!」などと書かれたハチマキを巻いて、気を引き締めていた。リグレーの周りのお店では、カタカナで書かれた「フクドメ#1」というTシャツも売られ、すでにそのTシャツを着ている人も見かけた。

私たち家族も「いい日にリグレーに来れたね!」と大満足で、福留選手に感謝しながら、球場を後にした。

写真は、7回裏、逆転決勝2塁打を打つ福留選手


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2 コメント

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大塚さんへ (kuni)
2008-04-09 05:03:13
コメントありがとうございます。
今後も福留選手に対する現地アメリカ人たちの反応などをリポートしていきたいと思います。
本当にみんな心から福留選手に入れ込んでいるようです。
また、昨日、「US新聞」というシカゴ発のウェッブサイト上の情報誌でも、詳しくこのときの試合のリポートを書いておりますので、ぜひ読んでみてください。http://www.usshimbun.com/column/baba6.html
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福留選手に拍手 (大塚)
2008-04-08 23:26:31
はじめまして。
楽しく読ませていただきました。
東京在住の者です。福留選手の活躍にうれしくなって、シカゴの情報を検索しているうち、偶然このブログを見つけました。マスコミには出てこない、シカゴ在住邦人の視点から、福留選手の活躍がもたらしていることを知りとても愉快です。
これからもKuniさんの記事を楽しみにしています。
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