Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

せまいマンションに運びこまれた船便の片付け方のこつ~恐れるに値しない!~日本での生活の立ち上げその5

2008-12-15 | 日本生活雑感
土曜日にいよいよ船便の2便目、やっかいな52箱がやってきた。家中がダンボール箱で埋まり、呆然とするだろうと思っていたら・・・

船便1便目と違い、主人がいたのが幸いした。私が運ばれてくるダンボール番号のチェックとどの部屋へ行くかの指示をヤマトの人にだしている間、主人は大きなダンボールを片っ端から空け、中身を出して、そのダンボールと包んであった紙をヤマトの人に出した。ヤマトの人が机などの大物家具を出している間、「大きなダンボールから物を出してしまうんだ!」と私にも指示。

主人が言うには、この大きなダンボールは、クッションとしてかなりの量の紙で包まれ、それが場所をとるんだという。それをまず処分すると、ダンボールに覆われたスペースがかなり減る。なるほど。

最後の方で、ヤマトの人が、子供の机についているイスを組み立てるのに、時間がかかる。それをいいことに、大急ぎで、大物ダンボールの中身を次から次へと開き、その大きなダンボール箱をそのまま渡す。20箱ぐらいだしたかもしれない。実は、中身をだすよりも、ダンボールのテープを切って、解体し、中のクッションの紙を平坦に折りたたむ作業に時間が費やされる。これをそのままヤマトに渡してしまえば、片付ける時間が大幅に違ってくる。「ヤマトの人がいる間が勝負!」と時間との闘い。主人の作業の手際のよさに舌を巻く。普通の人の3倍ぐらいのスピードで何でも片付けてしまう。

ヤマトの人が帰った。気がつくと、リビングに残っているダンボールの箱は、数箱ではないか。上の息子の7畳の部屋に本類のダンボールが10箱で、すべてみかん箱の大きさだから、そんなに場所をとっていない。ベランダに大きめのダンボール1箱。下の息子の部屋に2箱ぐらい。あ~ら不思議、52箱あったはずのダンボールが、1日でたった20箱以下に減った。

結論、52箱のダンボールの多くは、梱包で覆われているので、実質3分の2ぐらいか。「52箱どうしよう!」と恐怖におののいていたが、恐れるに値せず!これから、少しづつ整理していけば、収納の少ないせまいマンションでもどうにかなるもの、と腹をくくった。ただ、やはり、多くのガラクタ、及び大物家具をシカゴで処分してきて、本当によかったと思う。

本の虫の上の息子は、昨日400冊が入るしっかりしたいい本棚を買ってもらい、それが来るのを楽しみにしている。フローリングの息子の部屋に、ソファーベッドも買う予定。新しい家具が来ると、少しでも気分が新たにやる気もでてくる。家全体は、シカゴでの半分以下のスペースとなったが、息子たちに一部屋づつ与えたので、息子たちは、自分だけのスペースでリラックスできるようだ。主人が、単身赴任だからできる贅沢なスペース。自分たちの机が入り、教科書やお気に入りの本が並び、息子たちは、心底うれしそうだ。よく2ヶ月机なしの不便な状況で、勉強も頑張ってきたなあ。下の息子は、毎日リビングのテーブルで、こつこつ宿題をしていた。上の息子は、期末テスト勉強は、床の上でやっていたりした。一つづつ、いろんなものがそろうことに喜びも見出す。やっと、すべて自分たちのものが届いたあ!バンザーイ!


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2 コメント

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おつかれさまです (あっつん)
2008-12-15 21:02:52
手際がよいですねー。
家じゅう段ボール箱っていうのもつらいものがありますからね!

まだ開いていない段ボールには、アメリカの思い出がいっぱいなんでしょうね。
少ししたら、逆ホームシック?みたいになったりするんでしょうか。

私も、帰ってきた時のことを想定して、家の中をなるべく片づけておこうと思いました。
最初は、家に置きっぱなしもありだな・・・なんて思っていたけど、kuniさんのところにきて反省・・・(笑)

日本人学校の付属の幼稚園があるようですね。
途中からだと入園は難しいみたいです。
とりあえず、日本人学校の小学校入学を念頭に置いて考えようと思います。

渡米後、素敵な出会いがあればな~なんて妄想してます。

またお邪魔しますね!
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シカゴすみれ幼稚園 (kuni)
2008-12-16 16:25:07
どうなんでしょうか?うちは、駐在が約7年と長かったので、しばらくは逆ホームシックにはならないでしょう。アメリカ駐在を満喫したので。

シカゴすみれ幼稚園は、本当に素晴らしい先生方と広々とした環境が用意されています。全日校が理想の学校で、その学校のお兄ちゃん、お姉ちゃんたち、先生方が一緒で、運動会や文化祭のイベントもまじかに見られるので、すごい刺激となるでしょう。私のブログの「シカゴすみれ幼稚園」や私が開園時に取材したUS新聞の中の記事なども参考にしてみてください。

http://www.usshimbun.com/childcare/childcare-sumire1.html
http://www.usshimbun.com/column/baba4.html
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