Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

シカゴ日本人学校全日校運動会~劇的な白組逆転優勝!~その4

2008-06-05 | シカゴ日本人学校全日校
後半の小学部1年から4年のダッシュつなひき、中学部と小学5、6年のリレーで、赤白壮絶な闘いが繰り広げられたが、数点差で赤組がリード。白組絶体絶命の中で、フィナーレの「全校輪くぐり」を迎える。

この競技は、全生徒が参加する。この競技に勝つと、得点数が高いため、白組逆転も大いにある。去年は、今年と逆で、白組がリードしていて、この競技で、赤が勝ち、赤の逆転優勝となった。

大きな輪を持った団長副団長が、生徒たちの列を回る。各自ぴょんぴょんと蛙とびをしながら、その輪をくぐっていき、速さを競う。そういえば、下の息子がやたら蛙とびの練習を学校でしたと言っていた。なんで、蛙とびの練習をしていたのか、その時わからなかったのだが、このためだった。



白組は、スムーズに流れ、かなり速い。この競技は、まさに団結力の強さの勝負か。結果は、白組の勝ち。よって、去年のように、ドラマチックに白組が優勝した。



運動会の閉会式で、教頭先生が、今日1日を振り返って、「1人1人が全力を尽くしてかけっこやリレーをこなし、運動会がスムーズにいけたのも、各係の人たち1人1人がささえた力があって、責任を持って任務を果たせたからだと思う。」というような激励の言葉をみんなに下さった。



まさに、「天まで届け!精一杯の僕らのエール」という今年の運動会のスローガンにふさわしく、みんなの大声援と力いっぱいの競技での活躍が、シカゴの大地にとどろいた。最後、各組の反省会では、団員のコメントにこちらも涙がでそうになるほどだ。生徒たちも神妙に聞き入っている。各自せいいっぱい闘って、勝っても負けてもまさに悔いなし。白組も赤組もみんなが団長ご苦労様の気持ちをこめて、「ありがとう!」

白組は、団長がみんなから胴上げをされて、その大きな体が宙に2回舞った。帰り際、赤組の団長を見かけたが、キラキラととてもさわやかな笑顔を見せて、なんともいえない充足感が全身にだたよっていた。子供たちと先生、本当に素晴らしい運動会を見せてくださって、ありがとう!


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