原りょう氏の「私が殺した少女」を読みました。
非常に練り上げられた作品です。「おおっ!」という描写が次から次へと出てきてかなり時間をかけて丁寧に書かれたのだなぁというのが伝わってきます。
ストーリーもどんどん展開してかなり集中して読まないと迷子になりそうですが、引き込まれて昨日は家事放棄して?はまりました。これから録画しておいた「タイガー&ドラゴン」と「デインジャラスビューティー」見なくっちゃ。
細かな描写で最後までひきつけておいて最後にストーリーで納得させるというのは難しいでしょうが、これはかなりいいです。
といってもずいぶん昔の作品で携帯電話も出てきません。携帯ありの作品とでは組み立てが違っていて「レトロ」と思ったのは私だけ?
原りょうさんというのはパソコン泣かせの人というコメントがあってどうも「りょう」という漢字がパソコンで打てないという内容だったが、手書きで漢字をだして登録すればすぐ書けたし、とおもってただ今投稿したら話に聞いたとおり「超文字化け」を起こしていた。名前だけにとどまらずにその後のコメントも化け化けでまったく読めない。しかもプレビューではちゃんと出るんですから不思議ですよね。
昨年久しぶりにだされたという「愚か者死すべし」という本も読んでみたいな。読み終わったら姫は死ななきゃないかも???