久しぶりにお友達2人と一緒に歌舞伎座に行きました。
今月の歌舞伎座は飽きずに見られる長さと面白い演目でお勧めです。
1つ目は芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)ってなんだぁ?と思ったがよく見たら「葛の葉」だった。
これは以前から見てみたかった演目で命を救われた狐が助けてくれた男と家庭を持って子供まで出来たのだが、彼の本来の婚約者が来て別れなければならなくなり、最後に和歌を障子に書くというもので右手・左手・むずかる子供を抱っこして口に筆を加えて書くというところが見せ所。
以前火曜サスペンスで福助さんがこの役をやっていたのでぜひ見たかった。
今回葛の葉(狐)役の魁春さんは左利きとか、、こういうことも知っていると面白い。だれが考えたのか?盛り上がるなぁ

2話目は寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)これはもう定番。一緒に行った知人が「見得を切る」歌舞伎が見たいといっていたがこれはドンぴしゃり
海老蔵さんの大見得の連続で堪能?様式美というジャンルなのではとバスの途中下車には最適かも。
3話目の「一谷嫩軍記」熊谷陣屋(いちのたにふたばぐんき・くまいがいじんや)
は豪華絢爛幸四郎さんの熊谷直実・團十郎さんの義経・相模には芝灌さん平均年齢かなり高いが、重みは最高。
この演目はいつ見ても本当に泣いている観客がいるのでびっくりする。
イアフォンガイド無しで泣けるんだから話を理解しているんでしょうね。
凄い!昭和30年生まれにも意味不明の言葉だと思うけど、、恐れ入りました。
最後の「お祭り」はもうもう、かっこいいの一言。さすが仁左衛門さん(にざ様)とも言うらしい。
粋でいなせで、、っていうやつ。表情も本当に色気があって、大好き!
あー今回も2500円で1日楽しみました。
終わった後お茶でもと思ったけどパリーグのプレーオフがあるし、帰宅時間になるとラッシュが嫌なので散会。 ソフトバンク、、残念!!