草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

太宰治「人間失格」映画化

2009年08月22日 | 映画
今年生誕100年の太宰治の「人間失格」が生田斗真さん主演で映画化されるとあった。

くしくも私の中で太宰ブームが来ているのです。

ミーハーに生誕100周年に乗ったって感じでもありますが。

「人間失格」は高校時代には読んではみたものの、超退廃的な恐ろしい作品でしかなくて、ちっとも魅力を感じなかった。

多分思慮深き賢い人には魅力的だったのかもしれないけど、

今まで映画化もドラマ化もされなかったのも不思議だが生田さんはかっこいい、さわやかな役が多かったたので大庭葉蔵をどう演じるのか?

確かに、美系男子だからうってつけとは思うが、、、

都下仲間であるのに、あまり行ったことのない三鷹にも太宰の記録がたくさん残っているのようなので秋になって涼しくなったら行ってみようかな。

JR東日本の大人の休日クラブの3日間乗り放題を利用して9月は2泊で五所川原に行ってみようと思う。

とてもじゃないが正規の料金では行けそうもないので、そして2度と行けそうもないと思うし、、


というわけで集英社の全日本文学全集を引っ張りだし、図書館でちくま文庫を借り、BOOK-OFFで文庫を見つけて読み漁っております。


確かに太宰よりも年齢を重ねて読むと、高校生の時とは比べ物にならない感動もあります、、短編の美しい描写には今更驚く様でもあります。

老眼がひどくて、読書は諦めていたけど、先日図書館で大文字で書かれているシリーズを発見しました。

度の強い老眼鏡で読むか、大きな字の本を借りるか、、まぁ大きな時は自宅や図書館で、持ち歩きには度の強い眼鏡と文庫本で、、


あぁ目も胃も無くなってからありがたさがよくわかります。
コメント (2)
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