にょろ騒ぎで結局大人の休日倶楽部の大盤振る舞いのチケットも使えなかったが、やっと完治したので「快気祝い」ツアーに出ることにした(にょろ抜きだから殆ど言い訳(笑)
悪魔の切符「青春18切符」で静岡の東海道広重美術館を目指す。今回は天気が良ければ「薩埵峠」に行ってみようと。
富士山を見るなら雨の後、寒い時期の午前中!と聞いていたのでひょっとしたら?と思いきって出る事にしました。
いつもの様に長津田⇒(横浜線)⇒横浜⇒(東海道線)⇒熱海行きに乗ります。
通勤時間なのであえて車両の端っこを狙ったら対面式のシートに座れました。ちょっとだけでも旅行気分です。線路沿いには菜の花が、根府川辺りからの海はキラキラしています。
せっかくメープル姫様から「都内にいるので遊びませんか?」と連絡いただいたのに、姫様不在の「真鶴」通過しております(笑)良いところですね!一度はお邪魔したいものです。
さて、「熱海」からの東海道線「島田行き」が遅れているようですが、理由は「途中濃霧で遅れ」って!!富士山見えるのかな(^^ゞ
不安いっぱいで乗りましたが、途中車窓から真っ白な富士山を確認!早く行かねば、それでなくても雪の下辺りには雲がかかっています。気が急きます。
前回は「由比駅」でおりて「薩埵峠ハイキングコース」という表示を見たけど、結局由比と蒲原の間の「東海道広重美術館」に行きたいので、一つ向こうの「興津(おきつ)」で下車する事に。興津⇔由比は旧東海道でハイキングコースとかのパンフレットがあるだろうと信じてきたが、まったくそれらしきものも無く(-_-;)スマホ頼りに歩きだした。
海沿いを歩いて由比に向かっては峠に行けない気がしたのでちょっと中に入って行ったが、途中「身延口」の表示に??身延に向かうつもりはないが(-_-;)
道端には「青島みかん200円」とか、空は青く広がり、暑い位の日で、お庭の花も綺麗に咲いており、どこのうちにもミカンの木がある!きょろきょろしながらも楽しいお散歩です。
本当はやはり海沿いの東海道を歩けばよかったのだが、まぁあったら次回(笑)東名に沿って進み、興津川を渡ってやっと「薩埵峠」の立て札が見えてきました。
ミカン畑に菜の花、山側には薄い黄緑の若い竹林、タンポポの綿毛に先導されて歩いていると子供になった気分です(笑)「ごぼう坂」?一度は左の道を選んだけど「地滑り対策工事中」全開であまりに風情が無さ過ぎたのでちょっと戻って「ごぼう坂」(遊歩道)を歩いてみました。東名を横切って行くわけです。
実はこーんな感じの、雨上がりではちょっと不安になりそうな道で工事のおじさん達からも「こんな狭い階段だよ大丈夫かね?」とも言われたが、「まだ還暦前だから頑張る!」と答えて置きました。このために「ゴアテックス」の登山靴履いてきたのですから(;O;)
ちゃんとみどりのゴムで階段は歩きやすいようになっていましたが確かにキツイ(-_-;)でも青空が呼んでいる!
きゃ~~この景色、疲れも吹っ飛ぶというのはこの事です。ここが薩埵峠です。