窓のない列車は思ったよりも快適で風が気持ちいいし、市街地を抜けると狭い森の中を走るので草いきれも感じられます。車掌さんもオリジナルグッズを売ったり、忙しい事。
他の車両には団体さんがいる上に、違うグループでも相席の状態は夏休みは仕方ないかな(^^ゞ私も4人掛けに大人3人+幼児1人、乳児1人の中に(-_-;)
最初はご機嫌だったこの幼児Sちゃんが、車内販売の「じゃがりこ」を見てから悪魔の時間が(笑)「ポテトがほしいよー、あの、おばあさんの(笑)ポテトがほしい((T_T))」と大泣き。
ママ曰く、「アー眠いんだわこの子」ってことでしょう。「これからBBQだから」とか言ってもダメ、ご両親も回りを気にしてガツンとも怒れないのか「ほらー良い景色だね」とか「川が見えるよ」とか言っても、、無駄だわね(-_-;)ついに「次に来たら買ってあげる」となり、あまりにぎゃんぎゃん泣くので、とうとう一緒に来ていた若いママが隣りの車両まで買いに行くことに(笑)
トロッコ列車どこに行く?「眠い子供」と車内販売の恐ろしさを思い出しました(笑)
頑張りの甲斐あって遂に「じゃがりこ」をゲットしたSちゃんは途端に泣き止み、戻ってきた車内販売のおばあちゃんに(そんな年じゃない方です(-_-;))「ありがとー」とか言うし(笑)4人の子育てをしたベテランとして何かアクション起こそうか?とも思ったけど(笑)ここはおとなしく「育児頑張ってね」というスタンスで傍観させていただきました。
ある駅では「ジャガイモの塩茹で200円」とか「キュウリの浅漬け100円」とかも売りにくるし、わ鐡オリジナルグッズも販売中。「神戸駅(ごうど)」のホームには車両を利用したレストラン「清流」があります。神戸駅すぎからは長いトンネルが続き、天井のイルミネーションにしばし大騒ぎです。落差70mの滝の傍はゆっくり走ってくれます。
キャンプ場などもある「「沢入(そうり)」駅でSちゃん一家も下車しました。カーブで前の車両が見えるとテンションあがりますね。
この辺りから進行方向左に見える河原が自然のままの沢山の石が見事です。「足尾銅山」の観光駅「通洞(つうどう)駅」で下車しました。景色も炭鉱の跡っぽくなってきました。
徒歩5分位で着きます。チケットを買ってトロッコ列車に乗ります。
トロッコ列車は坑道跡の入り口まででした。ひゃっ涼しい!!この先1200キロの坑道が続きますって、、??1234KMは東京-博多間に相当しますって、、
にわかには信じられないのですが400年もの年月の賜物だそうです。
ディスニーランドの様にトロッコに乗って回るのかと思いきや、、ここからは歩いて回ります。地面も濡れているので、靴で正解でした。お人形がリアルでちょと怖い(-_-;)
この最後の一つは本物がやっていても面白いが、、ここはハリウッドじゃないな(笑)外にも展示と資料館もありました。もう秋?大好きなトンボが手から離れ無くて感動!
私の好きなのは「シオカラトンボ」ですけど、、これはまだ「夏アカネ」ですね。「秋アカネ」はもっと赤くなります。トロッコは来るときだけで帰りは階段を通って売店を抜けます。
「銅もありがとう、また銅ぞう」との事です。せっかくなので銅製品のスポンジ、たわし、煮物用の銅版(塩を入れなくても野菜がきれいにに茹でられる)?を買ってみました。帰ってみたら足尾では無くて、大阪の会社でしたが、メイドインJAPANだから良しとします。まさか輸入の銅でない事を願います。
特に観光は考えていなくて終点の「足尾」まで行って帰って来よう、と漠然と思っていたけど、行きがかりでも来てみて良かったかな。全く歩く予定はなく帽子も傘も持ってなかったけど意外な洞窟観光だったので、避暑体験でした。