ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

『正しい』?夏の過ごし方

2011-08-10 20:25:40 | 生活改善プロジェクト
かねてからの持論、「日本は江戸時代に戻るべき!」
を、口ばかりではなく少しは実践すべきだろう?と思い

今年の夏はエアコンを出来るだけ付けない、を実践中です。

いつもの年なら気温が28℃を越えたあたりから、そろそろエアコンを入れ始める、それが梅雨時期くらい。
ここ数年は梅雨明けと同時に、いきなり猛暑の襲来を受けるので
梅雨明け宣言とともに、エアコンも入れっぱなしの状態に。

そして10月くらいまではエアコンに冷やしてもらって、暑い季節を過ごすのが通例でした。

今年は、夏中基本的にはエアコンを入れない状態を「普通」として、
お客様を迎えるとか、体調が悪いとか、何か理由ある時だけエアコンを入れる、というマイルールにしました。

窓は常に全開。
いつも空気が部屋を通っているのも、気持ちいい。

梅雨明けから真夏の盛りになるまでの1カ月以上、毎日格闘するうちに、暑さをしのぐ自分なりの手段を
いろいろ見つけました。

○アロマを炊く 
ペパーミントは当然涼しいとして、レモングラスとユーカリの香りが爽やかさがいいのか、かなりな涼しさを運んできてくれます。目下レモングラス愛用中。

○打ち水 
これが予想以上に涼しい。気温が上がってきた、というときにざーっと撒くと、とたんに風が涼しくなります。お風呂の残り湯を一生懸命ベランダに撒いています。

○熱い緑茶 
冷たい麦茶も常備していますが、それよりもアツアツの緑茶を飲むと、すーっと汗が引いていきます。不思議。緑茶は体を冷やす飲み物って、実感できました。

○照明を暗めに 
少し薄暗いほうが、涼しい。夜もあえて少し暗めにすると、段々眠くなってきて熱帯夜も眠れる、ような気がします。

○保冷剤で頭を冷やす 
お菓子なんかについてくる小さい保冷剤にハンカチや手ぬぐいを巻いて額とか首を冷やす。頭を冷やすとかなり楽になります。

○塩分をとる 
甘いモノ好きな私は、つい糖分ばかり取って(アイスとかゼリーとか、ヨーグルトとか冷たい飲み物食べ物は多くは甘いですよね)しまいがちに。そして気付くと塩分が不足しがちに。食事でしょっぱいものがやたらと美味しく感じて、ハッと気づきました。おせんべいとか常備しよう!

1か月も暑さに慣れるように毎日を過ごすと、
エアコンがなかった昔の夏の感覚がよみがえってきます。
ああ、夏はこんな風に暑かった、暑さで疲れていた、暑い中ゴロゴロしたり、午前中の涼しいうちに宿題をしなさいとか言われていた、とか遠い記憶が体から引っ張り出されてきました。

そう、夏は暑かった。
生産性も急低下していた。
暑くて、何にもできない、日々だったことを思いだしています。

エアコンが効いて、体が冷えるような現在の夏は、きっと四季に沿った体のリズムに
無理をかけているのだという気がします。

夏は、生産性が落ちても、だらっとしてもいいじゃないか!

もう、そんなふうに捉えて、自然な夏を過ごすほうがいいと思うのです。  

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