身辺整理が止まらない、はまだ続きます。
私は「モノを捨てられない」性格なので、いろいろなモノが「とりあえず」保管してあります。
きれいな包装紙や紙袋(日本の印刷物は本当にきれい)、洋服のタグ(だってデザインが素敵なんだもん)、昔使ったノートやスケジュール帳、ノベルティでもらったボールペン・・・
「とりあえず」いちいち取っておいたら、身辺は本当にモノだらけです。
そんなモノたちをバッサリ捨てたり、取捨選択をしているのですが・・・
銀行通帳も、どっさりあります。
今のメガバンクが合併する前、都銀と言われた頃の今はなき銀行の通帳。
京都の信金。札幌の唯一の都銀にして初めて潰れてしまった都銀の「たくぎん」。
数えれば20冊以上。
なぜこんなにバリエーション豊かなのかというと
都銀が何度も合併して新しい銀行が出来てはなくなったりしてくれた、ということもありますが
小さい会社に勤めると、会社が自社に(経理担当者に?)都合の良い銀行に、給与振込口座を勝手に作ったりしちゃうんです。それは法律違反ですが、業務上楽なので普通に行われています。零細企業にコンプライアンスを求めるのは難しいことが多いことの一例。
そんな零細企業を何社も渡り歩いているうちに、本来の自分の銀行口座以外に、給与口座がいろいろ増えて、そしてその会社を辞めるとなんとなく放置してしまったり・・・(銀行口座を放置していて平気なのは、私の金銭感覚の鈍さを表していると思いますが)
20冊ある通帳を、残高を確認してみて、
今利用しているメガバンク2行につながる歴々の銀行の通帳を時系列に並べてみると
あらら、遡る途中で繋がらない通帳が2つ。どうも、そこそこ残高を遺して、そのまま口座が放置されているのかもしれない。単に記帳していない状態だとしても、繋がらない口座が2つ。
早速、合併後の現メガバンクの窓口へ
残っていました・・・残高が。どちらも十万単位で・・・(なんということ!)
一行は、10年出し入れが無い口座でしかも合併前の口座なので、封鎖されていますのでセンターで調べないとわかりません、ということで待つこと1週間。で、残高があるという連絡を受けて、口座閉鎖と残高を今の口座に移す手続きにもう一度行きました。
もう一行は、10年以上前、こちらも合併前の口座でしたが、こちらは当日残高がわかり、現メガバンクの口座に定期を作って放り込みました。
国が、休眠口座の忘れられた預金をちゃっかり国庫に、と狙っている訳がわかりました。1円単位で、節約している一方で、こんなずぼらなことを平気でしてしまう人間も居るのです。たぶん、そういう方がけっこう居るのでしょう。
休眠口座、ありませんか?
今はなくなった、旧都銀の通帳、怪しいです!
残高が残っていたら儲けもの!
銀行窓口に行きましょう。窓口で時間がかかっても、面倒くさそうにされても、調べてみることをお勧めします。