京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

妊夫講座

2019年02月16日 | 報告

寒さが厳しいなか、皆様お元気にお過ごしでしょうか。

今日は1月27日に開催されました、妊夫講座のご報告をさせていただきます。

 今回は6組のパパとママ、助産学生さんも参加してくださいました。

 

まずはアイスブレイクです。

この講座ではおなじみの数字を使わない予定日あてクイズです。

おなかの大きさを見比べたり、「節分よりは前」、など皆さん相談しながら考えてくださいました。

今回は予定日が近くてちょっと前後していました。

「おなかの大きさだけではわからないなぁ」という声も聞かれました。

 

*写真はすべて参加者の皆様の承諾を得て掲載しております

☆1

 

次にパパとママで別れてグループワーク。

ママたちは「パパにもっとしてほしいこと」、「今後希望すること」を、

パパたちは「普段思っていても言えないこと」、

妻に対して「奥さんに感謝していること」を話し合ってもらいました。

ママ同士は「それわかる!」と盛り上がり(笑)、たくさんリクエストがあがりました。

一方のパパたちは控えめに、照れくさくて普段いえないことを話してくださいました。

女性は言わなくてもわかってほしい、男性は言ってくれないとわからないことがわかって、

皆さん夫婦のコミュニケーションのとり方の参考にされていました。

【ママより】

・     ゆっくり歩いてほしい

・     家事を手伝ってほしい

・     早く帰ってきてほしい

・     興味を持ってほしい

・     自発的に随時きいてほしい

 

【パパより】

・     しんどい時に「しんどい」と言ってほしい

・     大変な時に家事をしてくれて感謝している

・     休日出勤や親戚づきあいをうまくしてくれて感謝している

・     やってほしい事が分かりにくいので何でも言ってほしい

 

次に皆さんの赤ちゃんの大きさは今どれくらい?か、どんな向きでお腹にいる?かご夫婦で話し合っていただきました。

それを踏まえて、助産師からお腹のなかにいる赤ちゃんが、狭い産道をどのように工夫して産まれてくるか、

帝王切開の場合はどのように産まれてくるかを赤ちゃん人形や骨盤のモデルを使ってお伝えしました。

 

妊娠中の腰痛やお産のときに使えるマッサージも練習しました。

「テニスボールはいつ使うのですか?」

「どれくらいの強さですか?」などご質問いただきながら、体験していただきました。

 

少し休憩を挟み、沐浴の見学です。

今回は助産学生さんが担当です。沐浴するときの必要物品や環境、コツまで丁寧に伝えてくれました。

そしてお待ちかねの体験!

パパは慣れないながらもママと協力して本当の赤ちゃんのように優しくお風呂に入れてくださいました。

 

沐浴の順番を待っている間や終わった後は、妊婦体験や赤ちゃん人形の抱っこや着替えの体験、いろいろな種類の抱っこ紐を見ていただきました。

妊婦体験では、「お腹が邪魔して足元が見えないから階段は怖いね」、「腰が痛くなるね」とママのからだや気持ちに気づいて下さいました。

 

【パパからのご感想】

・     妊婦体験で、階段の上り下りや寝返りなどの大変さを実感できてすごく良かったです

・     本やネットで情報は入ってても、やってみると全く違って難しさもあり、大変さもよく伝わりました

・     奥さんを思う気持ちを大切にしなければと改めて感じました

・     あっという間の時間で、いろいろと勉強になりました

・     話を聞くだけでなく、実際に沐浴を実施することで理解ができて良かった

・     妻に言われる前に自発的に動きたい

・     妊婦体験で大変さをすごく実感した

・     夫婦で協力することの重要さが分かった

・     綿棒の持ち方とかもすごく分かった

 

【ママからのご感想】

・     夫の育児姿を間近で見てとても頼もしく感じ、早く実際にお世話をしたいなと思いました

・     「実践型」で、日頃イメージしていたことがより鮮明に、とても有意義な時間を過ごすことができました。特に妊婦体験が主人にも体験してもらえて良かったです

・     夫と一緒に勉強することができて嬉しかった

・     赤ちゃんを迎えるにあたって,改めて夫と認識の違いを共有できた

・     陣痛が来て赤ちゃんが出てくるまでを理解できた

・     雑誌で見ているだけでは,耳学問で分からなかったので実際の赤ちゃんの重たさを実感しながら,事前に体験できたことはとてもよかったです

 

 

皆様が無事にご出産されますように。

今度はお子さんを連れて、パパプロ講座やヨガ、ベビーマッサージにいらしてくださいね。

 

助産師はいつでもママとパパをサポートします。

お気軽にご相談ください。

 

中支部 竹下


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする