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京都府助産師会オフィシャルblog

産前産後訪問支援員養成講座【南部会場】 1日目開催しました

2019年02月12日 | 報告

「北部会場」に引き続き、京都テルサにて、南部会場の1日目が、連休の中日の2月10日に開催されました。

(掲載されている写真は、参加者の了解を得ています)

小雪の舞う寒さの中、たくさんの受講者の皆さまがこられました。

お子様と一緒に朝早くからきてくださる方が多く、子育て世代の方の関心の高さを感じました。

 

当会の丹所会長から開会のあいさつをしました。

 

講座1、産前・産後支援員養成事業について

講座3、「協働・連携する行政施策、社会資源を知る」~必要なサービスが活用できるように~

京都府健康福祉部こども総合対策課 きょうとピアサポートセンターの藤本萌美氏より、2講座続けてお話しいただきました。

(講座2は講師の体調不良のため、急遽、延期になっています)

 

講座1では、

地域における切れ目ない妊娠・出産への支援において、産前産後訪問支援員の役割、求められている状況についてお話しされました。

皆さま、熱心に聞かれていました。

 

講座3では、

京都府の概要をまずお話しされ、地域によるニードの違いなどを学ぶことができました。

京都府の母子保健事業は、「市町村」と「保健所」にわかれていて、それぞれが連携をとられています。

「市町村」の実施事業である、母子健康手帳の交付、母親教室、妊産婦や新生児などの訪問指導、乳幼児健診、産前産後サポート事業、産後ケア事業などについて詳しく聞くことができました。

「府・保健所」の実施事業では、市町村が単独では解決困難な子どもや保護者への専門的支援をされており、両者の違いが学べました。

質疑応答では、日ごろから活動される中での疑問などを、直接、京都府の方に聞ける機会となり、活発な発言がみられました。

 

お昼休憩前の時間に、皆さんの交流もかねて、アイスブレイクをしました。

アイスブレイクでは、参加者の方が2つのグループに別れて行いました。

1つ目は、「誕生日順に並びましょうゲーム」グループ内で数字を使わずにお互いの誕生日を伝えて、誕生日が早い順番に並びました。
「わたし来月!」「いい夫婦の日よりちょっと前」「卒業式のあるあたり」と初めてお会いした方もいらっしゃるなかで、盛り上がってました。

2つ目は「自己紹介」誕生日の答え合わせを含め、誕生日が早い順から自己紹介をしました。丸いものを持ちながら話すと緊張が和らぐ効果がある、とのことで、ボールを持ちながら自己紹介しました。誕生日ゲームのあとでもあり和気あいあいとした雰囲気でした

 

講座4 「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート1

6グループに分かれて、グループワークをしました。

グループワーク①妊娠・出産・産後間もない頃強く印象に残っている言動・体験について

グループワーク②今の子育て世代が妊娠、出産、子育てで困っていること、悩んでいることについて

以上が1日目の研修です。次は2月17日。会場は同じ京都テルサです。

~参加者様の声(抜粋)~

・京都府、市町村の子育て事情について学べてよかったです。必要な方に紹介していきたいです。グループワークより、立場が違えば同じテーマでも見えるものが違うなあと感じました。

・産前産後支援員の目指すところが見えてよかった。府の取り組みの全体を知ることで、今後の支援のイメージがつかめたように思う。

・多職種の方とお話ができてよかったです。職種によって、お母さん方から寄せられる相談内容にも特徴があって興味深かったです。

・グループワークでいろんな人の意見が聞けてよかったです。否定しないと意識して聞くことで、素直に言葉が入ってくると感じました。

・ママの困っていること、自分の出産した頃とは違うんだなあと思いました。知ることができて、今後のサポートの役に立てるのでうれしかったです。

 

 

(文責:南支部 谷口貴子)

 

 

 


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