お茶教室の様子をご覧ください。
その前に ~祇園祭り~ 皆さまよくご存じと思いますが・・ 少し紹介します。
京都の大イベント 祇園祭り楽しまれましたでしょうか。
7月の京都は祇園祭一色です。 1日の吉符入りから一カ月にわたりさまざまな祭事・行事があります。
暑いですが、コンチキチン・・・の 「祇園ばやし」 の響きはいいですね。 元気がでます。
千年以上も受け継がれてきています。
京都の人はすごい、文化を大切に守り、そして伝えています。
起源は平安初期。疫病を鎮め無病息災を祈る祭りとして始められた。 八坂神社の神事を町集、皆が支えています。
祭礼などの行事は国の重要無形民族文化財に指定され、ともに屋台、山鉾など用具が重要有形文化財です。
2009年にはユネスコの 「京都祇園祭の山鉾行事が無形文化財」 に登録されています。
祇園祭りは鉾・山建て~宵山・屏風祭、山鉾巡行、花笠巡行、山鉾の絢爛豪華な懸装品など見どころいっぱいです。
7月31日八坂神社境内での茅の輪をくぐり、厄除けを祈願して神事が終えます。
17日は台風の影響で、大雨でしたが、山鉾巡行されました。
四条寺町の御旅所 三基の神輿 24日還幸祭、夜に八坂神社にいきます。
前のねぎようのは~ 特別に育てた 「お稲さま」 だそうです。
お茶教室でも祇園祭を楽しみました。
菊水鉾で行われるお茶席では 京菓子司 亀廣永の 「したたり」 です。
このお菓子は、透き通る琥珀色の寒天菓子で、黒砂糖を使い、ぷるぷるした食感で、すっきりした甘みがあり美味しいです。
菊水鉾、お皿も菊です。 茶碗は長刀鉾の絵です。 お茶は珠の白、柳桜園詰。
粽やお守りには 「蘇民将来之子孫也」 (そみんしようらいしそんなり) と記されています。 無病息災を祈ります。 玄関や床に飾ります。
花= やはずすすき、小判草、秋海棠(しゅうかいど) むくげ。 ちょっと~わかりにくいですが・・・ 暑さの中にも、涼しげな感じがします。
お稽古の様子です。
月1回ですが、お菓子とお茶をいただき、お点前をします。
毎回、色んなお作法もします。 今回は席入りもしました。
お作法、お点前もご自分の物にされていてます。 いいなぁ~~~ と感心しています。
暑い時、美味しいお菓子とお茶で疲れをとり、この夏の楽しみを見つけて~乗り切りましょう。
次回は8月28日(金)13時~会館2階、和室です。
皆さまおこし下さい。 伊藤正子