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  お茶教室 2月

2017年03月01日 | 助産師会個人事業

  2月27日、月1回のお茶教室でした。

  お茶は四季それぞれ楽しみな事が多いです。 寒い時は心身ともに暖かくします。

 茶の湯の歴史は古く、遣唐使が唐の団茶を天平時代の奈良に伝えました。

 茶の湯の創始は奈良の珠光。 茶と和歌の癒合、武野紹鴎。 わび茶の完成は千利休。三千家とは(表千家、裏千家、武者小路千家) 他に多くの流

 派があります。 表千家は千利休の茶室 「不審菴」 利休の孫の元伯宗旦から江しん宗左へと受け継がれました。 現在は14代家元、而妙斉宗匠です

 2月28日は千利休のご命日です。毎月28日は大徳寺 聚光院にて三千家の輪番で法要があります。

 千利休、少庵、宗旦、三千家のお墓があります。 毎回お詣りしています。

 

 茶道は日本文化そのものです。日本人のこころです。感性を養ってくれます。お点前をしながらお作法が身につきます。

              

 大徳寺 金毛閣      表千家           大徳寺 玉林院          玉林院の待合 会記   保庭楽入様作 千手観音

 

 利休七則では 1.茶は服のよきように  2.炭は湯の沸くように  3.夏は涼しく冬は暖かに  4.花は野にあるように  5.時刻は早めに

          6.降らずとも雨の用意  7.相客に心せよ

          この七則はお茶だけでなく、炭以外は日常生活において相手への心遣いで大切なことだと思います。

 

           

   鶏  今年の干支 清水寺 森 清範貫主様の書。     花はY様ご持参で活けて、紅梅、水仙。 天目台で供茶       銘は 福寿草

   外郎製 白小豆こし餡仕立 ゆう月製 甘さよくとても美味しい。 お茶室には花は欠かせません。 掛物と花の重きが高いです。

 

  お稽古は 絞り茶巾、筒茶碗で薄茶のお点前をしました。 絞り茶巾は立春までにします。

  筒茶碗は背が高く口縁も狭く扱いが難しい。茶碗にお湯を入れて、そのままにして茶巾絞りをします。 茶碗を温めるため。

  茶碗を拭く時も中を先に拭き、周りは後で拭きます。 口縁が狭いので、手に触れないようにする為です。 考えていますね。                                                                               

        

  茶碗にお湯を入れて温めている                              

         

  Nさんはお点前2回目ですが、とてもお上手にされています。 薄茶をいただきました。

 

  濃茶の点前 茶入れを仕服から出しているところ   茶入れを拭く 

  炉の濃茶は中じまいもあり、ヤヤコシイですが、 Mさんは濃茶点前2回目ですが、よく覚えてられます。 さすがです。                                                                      

  お茶銘は 而妙斉宗匠御好 「祥雲の昔」 柳桜園詰。  皆で呑み回しました。 香りよくまろやかで美味しい  

                                       

  濃茶は出服紗を添えます。

  茶入れ、茶杓、仕服を拝見にだします。 皆で拝見しました。

   茶入れの形は文琳、京焼、銘は春光。 茶杓 春慶塗り、銘は紅梅です、とMさんはお尋ねにしっかりと答えられました。 ご立派さすがです。

   濃茶の点前は時間がかかりますが、客は座布団を使用しません。 

   皆で楽しくお茶の稽古をいたしましょう。

   次回は3月13日(月)13時~です。

   いつもブログをご覧くださりありがとうございます。

 

        お茶教室担当   文責 伊藤正子 

   

   

   

 

  

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