5月14日に開催されました、パパスイッチオン!妊夫講座のご報告です。
爽やかなお天気の中、参加者の皆さんはパパ・ママのペア6組とパパ1人で、
なかには大阪からお越しくださった方もいらっしゃいました。
スタッフ4名を加え、17人でアットホームな雰囲気で開催されました。
まずはアイスブレイク!
この講座ではおなじみの皆さんの予定日あてクイズです。
今回は3組が偶然同じ予定日だったのでとても難しかったのですが...、
なんと大正解!!皆さんのコミュニケーション力の高さが伺えました。
(写真は全て参加者の許可を得て掲載しています)
次にパパへのお話です。
カップルふたりの赤ちゃんですが、ママのからだで妊娠・出産が起こるので、パパはちょっと出遅れぎみ…!?
パパはからだで変化を感じられないぶん、妊娠に伴うママのからだのしんどさや、気持ちが解りにくいかもしれません。
赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんのお世話に大忙し!ますますふたりのチームワークが求められます。
どんな風にお互いをわかり合うか、ロールプレイを通じて考えてもらいました。
次に、ママのパパの協力を得てお腹のなかにいる赤ちゃんの位置を人形でイメージしてもらい、
赤ちゃんがどのようにして産まれてくるのかをご覧いただきました。
ママのからだのダイナミックな変化や赤ちゃんが狭い産道をからだの向きを変えたり、
頭蓋骨を重ねたりして工夫して通ってくることに皆さんびっくりされていました。
誰にも教えられていないのにこんなに複雑なことができるなんて、ママと赤ちゃんはすごいですね。
そしてお産劇。
スタッフが産婦さん、パパ、助産師に扮して実際のお産がどのような感じなのか、劇を通して見ていただきました。
パパはママの腰をさすったり、お茶を渡したり、汗を拭いたり…。
パパができることはたくさんあることがご理解いただけたようでした。
赤ちゃんがしんどい場合は、ママと赤ちゃんの安全のために帝王切開になることもあります。その場合の流れもお伝えしました。
劇の後には妊娠中もお産のときにも使える、腰痛や陣痛を和らげるマッサージを練習しました。
少し休憩を挟んで、いよいよ沐浴です。
まずは助産師のデモンストレーション。沐浴するときのちょっとしたコツまで丁寧にお伝えしました。
次にパパに赤ちゃん人形をお風呂に入れていただきました。
本物の赤ちゃんと同じように、大事に丁寧に洗ってくださいました。
皆さん初めてとは思えないくらいとってもお上手!!
安心してパパに沐浴をお任せできそうです。
沐浴の順番を待っている間や終わった後は、妊婦体験や赤ちゃん人形の抱っこや着替えの体験、
いろいろな種類の抱っこ紐を見ていただきました。
妊婦体験では、あまりの重さにパパはびっくり!
お腹がつかえて靴下が履きづらかったり、お腹で足元が見えない状況での階段の昇り降りなど、
ママのからだと気持ちを感じてくださったようでした。
盛りだくさんの内容で、あっという間に閉会のお時間となりました。
参加者の感想を一部ご紹介します。
- 他のパパさん、ママさんと楽しみながら学べる雰囲気がとても良かったと思います。
- 妊夫の心構えを教えていただき、気持ちを引き締められました。妊娠出産はできないけどしっかりサポートし育児に関しては一緒にやっていかないといけないと感じました。
- 妊婦体験で妊婦側の気持ちで理解してもらう機会になったので、何かを頼む時頼みやすくなりました。
- お産劇は迫力があって見入ってしまいました。夫も出来ることがあるとわかりぜひ立会い出産しようと思いました。
- 夫が汗かきながらやっているのを見て、少しでも大変さを分かってくれたように思ったので来てよかったと思いました。
- 沐浴のやり方や赤ちゃんの抱き方はやってみて注意点がよくわかって良かったです。
- 抱っこ紐の体験が予想外に為になりました。店頭に行っても人形がないのでイメージがつかなかったのですが、これにしたいとか、これは良さそうと考える機会になりました。
皆様が無事にご出産されますように。
今度はお子さんを連れて、パパプロ講座やヨガ、ベビーマッサージにいらしてくださいね。
助産師会は様々な事業で皆様をサポート致します。
何でもお気軽にご相談ください。
中支部 竹下