京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

パパスイッチオン!妊夫講座

2016年11月17日 | 報告

先日開催されました、パパスイッチオン!妊夫講座のご報告です。

秋晴れのなか、10組のパパ・ママと2歳のお兄ちゃんが参加してくださいました。

 

まずはアイスブレイク!

この講座ではおなじみの、参加者の皆さんの予定日あてクイズを行いました。

予定日が近い方が数組おられたのでなかなか難しいと思ったのですが、

なんとパーフェクト!!会場がどよめき、雰囲気も和らぎます。

 

次に赤ちゃんは妊娠の各時期にどれくらいの大きさで、お腹の中でどのようにいるか、

どうやって赤ちゃんはお産の時に出てくるか、人形をつかって勉強しました。

実際に人形を抱っこしてもらい、皆さんにいま赤ちゃんはどれくらいの大きさなのかをイメージしてもらいました。

 

妊婦さんは妊娠によるホルモンの影響で、腰痛が起こりやすいことをお話しました。

今晩からできる腰痛を和らげるマッサージを練習しました。

そして毎回好評のお産劇。

産婦さん、パパ、助産師に扮して実際のお産がどのような感じなのか、劇を通して見ていただきました。

途中にお産の時に必要な物品やパパができるケアのヒントがたくさん散りばめられていて、

皆さん「なるほど〜」と参考にしていただけたようでした。

 

続いて産後の劇もご覧いただきました。

よく泣いてなかなか眠ってくれない赤ちゃん。ママは1日中、おっぱいが足りないのかな〜と心配していたようです。

そこへパパが仕事から帰ってきます。赤ちゃんの今日の様子をママから聞いたパパの言葉は・・・?

 ママはどんな言葉を求めているのでしょうか?パパはどのようにママの気持ちに寄り添ってあげたらよいのでしょうか?

産後必ずやってくるこの状況を、皆さんと一緒に考えていただきました。

 

【参加者の感想】

・出産劇がすごくわかりやすく、内容も感動しました。 

・ 出産シーンの劇には度肝を抜かれましたが、覚悟しなくてはと新たに思いました。

・妻への配慮の方法もわかりました。

 

その後は沐浴の体験です。

 まずは助産師のデモンストレーション。初産婦さんが多かったので、みなさん熱心に見学されていました。

その後はいよいよ沐浴実習。実際に赤ちゃん人形をお風呂に入れていただきました。

パパの危なっかしい手つきにママは心配そうな様子。ふたりで協力しながら人形をお風呂に入れてくださいました。

ひとりは不安でも、ふたりでやれば大丈夫。協力しながら沐浴してくださいね!

 

【参加者の感想】

・沐浴の具体的な方法を実際にやって体験したことで気を付けないといけないことや難しい部分がとても良くわかりました。 

・沐浴を体験できてよかったです。

 

沐浴の順番を待っている間や終わった後は、妊婦体験やあかちゃんの抱っこ、いろいろな種類の抱っこ紐を見ていただきました。

 

【参加者の感想】

・妊婦体験で今まで妻はこれほど大変だったのかと今更ながら知ることが出来ました。

・抱っこひもを選びかねていたので助産師さんのアドバイスで私達でも選ぶことができそうです。

・抱っこひもを2つもっているということを思いつかなかったので、目からウロコでした。 

 

今回もあっという間の2時間でした。 

【全体の感想】

・2回目のお産とはいえ、前回は里帰りだったので夫にとっては初めて同然。しかし経験者と思っている本人。夫婦のギャップを少しでも埋められたら…と思っていましたが、沐浴などやる気が出てきたようです。

 ・妊婦の気持ちを代弁して主人に伝えていただき出産後の夫婦関係も安心できました。

・助産師さん達と直接お話ができ、相談でき安心できた。 

・パパが主体のイベントでとてもよかったです。パパもやる気になってくれそうです。

 

皆様が無事にご出産されますように。

産後はぜひ、パパプロ講座にもお越しください!お子さんとのからだ遊びや関わり方を楽しくご案内させていただきます。

ママはヨガやベビーマッサージにいらしてくださいね。

 

助産師はいつでもママとパパをサポートします。

お気軽にご相談ください。

中支部 竹下

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プラチナ世代のいきいき孫育... | トップ | 助産師として、この時代を生... »
最新の画像もっと見る

報告」カテゴリの最新記事