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京都府助産師会オフィシャルblog

産前・産後訪問支援員養成講座1日目開催しました

2020年02月26日 | 報告

2020年2月23日、産前産後訪問支援員養成講座1日目を開催しましたので、報告します。

(掲載している写真は、参加者様の了解を得ています)

 

産前・産後訪問支援員は、産前・産後ケア専門員が作成したケアプランに基づき、妊産婦宅を訪問し、不安や悩みの傾聴・相談支援(寄り添い)や安心んして育児が臨めるようサポートを行います。

 

会場は、京都テルサ。

新型コロナウイルス感染で混乱の中、来られた方には、感染予防対策をしてくださいました。換気も頻回にしていたため、室内は少し寒い状況でもありました。ご理解ありがとうございました。

 

(公社)京都府助産師会の会長、丹所紀代子より開会の挨拶をさせていただきました。

スタッフは同じTシャツを着ています。

(メッセージ入りです。The World Needs Midwives Now More Than Ever)

 

講座1:産前・産後訪問支援員養成事業について

講座3:「協働・連携する行政施策、社会資源を知る」~必要なサービスが活用できるように

京都府健康福祉部こども・青少年総合対策室の宮田淳子氏よりお話いただきました。

講座1では、妊娠から子育てまでの包括支援対策事業の中での産前・産後訪問支援員の役割などについて、スライドをみながら教えていただきました。

また、講座3では、京都府での母子保健事業の紹介をしていただきました。市町村実施事業と、府・保健所実施事業について分かりやすく説明されました。

参加者様から積極的に質問されました。

講座2:「今どきの子育て世代の生き方、ニーズを知る」~女性としての多様な生き方を受け留めるために~

NPO法人働きたいおんなたちのネットワーク理事 西村淑乃氏よりお話いただきました。

子育て期の女性の生きづらさとニーズを事例を交えながら、説明されました。

「ママのつぶやきを言葉をかえずひろう。それをつみあげれば見えないニードをみつけることができる」「ママが自分のやり方をみつけていくことをサポートすること」など、心に響く内容を教えていただきました。

 

昼食前にアイスブレイクをしました。

身体を動かしながら、多くの人と交流しました。和やかなムードに。そのまま昼食に入り、休憩時間、楽しそうな話声があちこちから聞こえてきました。

 

講座4:「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート1

(公社)京都府助産師会 味谷ゆかり氏のファシリテートの元、グループワークを実施しました。

グループワークでは盛んに意見交換されていました。

以上が1日目の研修内容です。

~参加者様の声(抜粋)~

・自分が子育てしていた頃と比べて、これだけ時代も進んで、いろいろなことがスムーズにできてよいはずなのに、昔よりも母親の悩みが多くなっていることがわかりました。

・いろんな地域の方とお話ができたり、情報交換できたりしてよかったです。寄り添うことの大切さ等いろんなことが勉強になりよかったです。

・いろんな行政のサポートなどがあることがわかった。お母さんに相談を受けた時に、こういうサポートがあるとかアドバイスできるように勉強できたらなと思う。自分の何気ない言葉でお母さんを傷つけたりすることがないように気を付けたいと思った。

・支援とは相手の気持ちに寄り添うことで、自分の言葉に置き換えずありのままの言葉を受けとめるという言葉が胸に残った。

 

文責:南支部 谷口貴子

 

 

 

 

 

 

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