つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

まずは国東半島へ

2009年06月04日 | Weblog
今回の旅行は3泊4日の行程でした。
往復の飛行機とホテルだけのフリープラン。大分は完全に自由というかノープランでした。

心の中には、いくつか行ってみたいところはあったのですが、大分を案内してくださるご夫婦にお任せするつもりでした。

このご夫婦は、ニュージランドで一緒にマウントクックをプロペラ機で越えた仲でした。

そのことがあって色々お話が弾み、陶芸を趣味としていることを知りました。
そして、何よりも私の行きたかった国東半島の磨崖仏や臼杵の石仏について詳しかったのです。

これだけで、私たちはご夫妻を頼って大分に行くことになったのです。

でも今思うと、私はこれらの石仏について何も知りませんでした。
ただどこかで写真をみてどうしても見に行きたくなったのでした。それはず~と前のことでした。
こんな些細な動機で、何時までも思いを持ち続けるって、我ながら不思議です。

でも思えば、モンゴルに行ったのも、新聞で見た小さな記事ー春になると草原一面に青い小さな花が咲きますというーがきっかけでした。

25日の8時に羽田空港を発ち、9時半には大分に。ご夫妻は手を振って迎えてくれました。

早速、車で国東半島に案内してもらえました。
国東半島は六号満山といわれ、神仏習合の文化が花開いた地だそうです。

後は写真に物語ってもらいましょう。

まずは、両子寺から







仏足、踏んで祈れば足腰の痛みを治すとか。痺れに悩まされている私は踏むことは勿論、お守りも買ってきました。
本当のところは禁止に気づかず写真を撮ってしまったことへのせめてものお詫びでした。



これは川の中の岩に彫られている像で川中不動と呼ばれています。
輪郭まで薄くなっていて、時の流れを実感させる素朴な像でした。



鬼が住むと考えられていた岩屋。天念寺。その昔、幸福を招くとも考えられた鬼の装束で鬼会が開かれるそうです。



苔むす石像が裏手にありました。