象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

「ミスター•ヴァーティゴ」に見る、ポール•オールターの人生訓とは〜全てを失ってから人生が始まる〜

2019年12月01日 05時45分16秒 | 読書
 オースターの作品は大半は読んでる様なつもりでいたが、この作品は最初だけ読んでやめた様な気がする。多分、”アメリカンファンタジー”という紹介フレーズに拘りすぎたのかも知れない。 ブログでも、「幻影の書」と「ムーンパレス」を紹介したが、オースターにしては異様に感じた。 彼の作品で毎回強く思うのは、文学作品としての重厚さよりも、物語の濃密さが圧倒してるという事。物語の幾何学と言 . . . 本文を読む