小児性愛者でサイコパス？のビル･ゲイツ氏が再び登場〜真夜中の訪問者”その８１”

　｢その80｣ではゲイツ氏を夢の中ではあるが､こき下ろしたが､そのビル･ゲイツが再び私の夢の中に現れた。
　因みに､ゲイツ氏は家族から”小児性愛者でサイコパス親父”と非難され､離婚を一方的に要求されたとの噂だ。いや噂というより本当だろう。
　しかし､再び夢の中に登場した彼はまだまだ若く､とてもそのようには見えなかった。
　男は前回とは全く違ってた。
　すこぶる機嫌がよく､私がイメージするゲイツとは全く好対照だった。多分､Microsoft社を立ち上げ､MSDOSで波に乗りかけた頃のゲイツ氏だったろうか。

ゲイツの部屋

　夢の舞台は､職場内にあるゲイツ氏の部屋であった。彼は特別に私を誘ってくれてたのだ。
　小ぢんまりとしたスペースの中に､仕事部屋と奥さんの部屋と子供部屋があるのみだった。
　仕切りで隔てられてる訳もなく､すぐに子どもたちが寄ってきた。彼らは双子だった。1人は知能障害児みたいで､もう1人はゲイツ氏に似てて､凄く知能が高そうだった。

　私はある業績が認められて､ゲイツのお気に入りになってたみたいだった。
　彼は自らの優れた才能の全てを曝け出していた。全てを覚えてる筈もないが､自分のこれからの物語を細かく喋り続けてたように思う。目の前の私に真から心を許してるのは明らかだった。
　私は､ゲイツが寝泊まりするベッドの上に座り､彼の話をずっと聞いていた。
　そこに奥さんが入ってきた。彼女がコーヒーでも入れようという仕草をすると､男はそれを遮り､自らコーヒーを入れてくれた。
　奥さんはすぐに奥の方に引っ込み､男はコーヒーを呑みながら仕事に取り掛かる。

　私は､とても忙しそうにしているゲイツ氏の仕事の邪魔にならない様に気を利かせ､二人の小さな子供を相手にした。小学校に行くか行かないかの年頃だったと思う。
　表情を殆ど変えない知能障害児の息子を抱きかかえると､ゲイツが語りかけてきた。
　”こういう子供ほど可愛いんだよ。毎日見てて心が安らぐ”
　私は､目の前の男の意外な一面を見たような気がした。

秘密の小部屋

　男は私を連れて､奥の部屋に招いた。
　そこには日本風の鮮やかな屏風で囲まれた広い部屋があり､男は自慢げに語った。
　”こう見えても､日本の文化には詳しいんだ。繊細と美が融合した最高の文化形式だ”
　私は少し反論した。
　”でも､繊細だけじゃすぐに滅ぼされる。大胆さや破壊力を持たないと､美しいだけの文化は脆く守ってはいけない”
　男は笑っていた。
　”君らしいな”
　私も笑った。
　”権力は悪だけど､使い方によっては強力な防御壁にもなる”

　ゲイツ氏は少し真顔になった。
　”私は自分の職場(会社)を日本風にゼロから変えようと思うんだ”
　私は男を見た。
　”それで私を呼んだんですか？”
　男は再び笑った。
　”いやそんなんじゃない。趣味の問題さ。プログラムもそうだけど､シンプルで美しい方がいい”
　私は嫌味を言った。
　”Windowsは美しくない？”
　ゲイツ氏は少し笑った。
　”結局は借り物のOSさ､元々が美しくなかったんだ。Appleみたいにゼロから美しいものを創り出すべきだった”

　”でも十分過ぎる程に稼いだから､やり残した事なんてないでしょうに”
　”いやそういう問題じゃない。やれる事は今の内にやっておこうという事だ”
　ゲイツ氏は屏風に囲まれた広い部屋の中で､自分の理念を延々と語り続けてたように思う。
　私はふと疑問に思った。
　”何故､別れた筈の奥さんがここにいるんだろう？いや､あの人は果たして新しい奥さんなのだろうか？”
　それを聞こうとした瞬間､夢から覚めた。

最後に

　ビルゲイツの軽井沢別荘(写真)には､様々な疑惑が渦巻いている。はっきり言っていい噂は殆どない。
　｢その80｣に寄せられたコメントにもある様に､ビルゲイツが軽井沢に作った別荘は､小高い丘を平地に慣らし､毎日100台のダンプカーで土地を運び､約6000坪の敷地には木が1本もなくなったという。
　近隣の住民からは別荘というより巨大シェルターと呼ばれてるらしい。事実､地上1階＆地下3階の延床面積は約1890坪もある。
　この地下室には秘密の小部屋が沢山あり､多くのセレブ系美少女娼婦が閉じ込められ､夜な夜な派手なパーティーを催すのだろうか？

　もし私が夢で見た､屏風に囲まれた広い部屋がその秘密の小部屋だとしたら､辻褄が合う。
　実を言うと､軽井沢の別荘の事は､この夢を見た後に初めて知った。
　つまり､夢は正夢だったのだろうか。
　ゲイツ氏には2人の娘と1人の息子がいる。しかし､私が夢で見たのは双子でしたし､新しい妻？は不倫相手と噂される中国人女ではなかった様な気がする。

　どっちのゲイツが本当のゲイツかはわかりませんが､屏風の部屋はかなりイケてましたね。ここにセレブ系美少女娼婦がいたら､本物っぽくなったんでしょうが・・・
　若い頃は夢と希望に溢れ､そういった負の側面は目立たなかったかもですが､社会的に大成功を収め､大金持ちになった途端､醜い腐ったモンスターの本性が露呈されるんでしょうか。