面白く下らないさんの記事に”上級国民”というのがあった(要Clickです)。読んでて、前田日明の言葉を思い出した。
”猪木だったら何をしても許されるのか?”
前田と猪木の力関係が逆転しそうな頃だった。前田は猪木に挑戦状を叩き続けたが、猪木は断った。
引退後、猪木は笑いながらポツリと呟いた。”お前が怖かったから挑戦を受けなかった”と。
その猪木も、馬場には挑戦状をしつこく叩きつけた。しかし、二人が対戦する事はなかった。
馬場は”今まで俺に言った事を全て謝るなら闘ってもいい”と譲歩したが、猪木は”それは出来ない”と突っぱねたという。
結局、猪木は本気で馬場と闘う気はなかったのだろうか?
黒川だから許されるのか?
”賭け麻雀”が暴露した黒川弘務には、退職金6千万の他に数億円を受け取るらしい。黒川が上級国民でなかったら、即クビ(懲戒処分)で退職金も支払われなかったろう。
前述の"面白く下らない"さんは、他に2人の上級国民の例を挙げてる。
東大出身の元通商産業省の飯塚幸三は、交通事故を引き起こし2人を轢き殺したが、逮捕されず、起訴も在宅起訴のまま、裁判はまだ始まってもいない。
3人目は、引きこもり息子を殺した熊沢英明だ。熊沢も東大出の農林水産省の元事務次官で、BSE問題で引責辞任に追い込まれたが、チェコ大使として復権した。
息子殺しの件で、懲役8年の実刑判決(地裁)を受けるが控訴し、今は保釈されてる。
この様に、中央官僚の不正や汚職は全くの見て見ぬふりだ。罪は重いが、刑と罰はやけに軽い。これこそが上級国民の特権なのか?
安倍なら何やっても許されるのか?
先日、久しぶりに寿司を食いに行った。奢りだったから、頼まれるままにした。
”上握り”という言葉を耳にして、懐かしくそして愚かに感じた。
どうして日本人は、全てのものにランクを付けたがるのだろうか?それも単純な上下のランク付けだ。
クラブにもマンションにもクルマにもホステスにも、”高級”という枕詞をつけたがる。いや、全ての名詞に高級という言葉はくっつくらしい。
バブルの名残と言えばそれまでだが。
そう言えば、博多中洲のある風俗店にもランク付けがあった。勿論、値段が高くなる程に高級という事になるが、女のアソコの質には殆ど変わりなかった様に思えた(笑)。
この店は終わったなと思った。事実、すぐに収束した。
上級人であろうが中級人であろうが、罪にランク付けは存在しない。罪は罪だし、罰は罰なのだ。
普段はスーパーの握り(それもタイムセール)しか食わない私だが、高級?寿司屋で上握りと並握りを食い比べた事がある。
少し勇気はいったが、ネタの種類が違うだけで、鮮度は変わらなかった様な記憶がある。
握りの場合は回転寿司のお陰で上級と中級の垣根がなくなりつつあるが、官僚の世界は回転寿司みたいにはいかないのだろうか?
前田日明が野党議員だったら、”安倍だったら何をしても許されるのか”と血相を変えて、首相の胸ぐらを掴んだろうか。
やはり大金が裏で動くんやね
特権階級はいいや、何やっても許されるし逃げ道は幾らでも用意されてるし
特上といえばどんな不味いネタでも美味しく感じるもの 寿司屋でも大衆は騙されっ放しだ
でも結果的に、これが安倍の支持率を急落させたんですから、裏で何か力が働いたんでしょうか?
賭け麻雀が安倍壊滅の策略だとしたら?特権階級のやる事は凡人には想像も付きませんね。
寿司屋の件ですが、大衆はホント寿司に弱いですね。寿司=特上=最高級ネタと信じきってますから。
安倍首相は”稲田検事総長が訓告処分を決定した”と国会でも答弁しました。この共同通信の証言がホントだとしたら、安倍首相の支持率はもっと下がりますね。
何だか安倍政権崩壊の序曲になりそうな気配ですね。
パチンコ→モリカケ→麻雀と一気に攻め落とされそうです。