象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

期待値と数学は嘘をつかない〜2年連続キャンペーン的中

2024年02月11日 13時34分01秒 | お題

 九州電力には、Qピコキャンペーンというのがある。年に2回行われるが、「チロルチョコ」でも書いた様に、2022年度は秋のキャンペーンで運良く当選した。
 昨年も春のキャンペーンを期待してたが、開催はなく、諦めかけてた所、8月に行われた。今回も手堅く、ローソン詰め合わせで当選を狙ったが、2口応募したものの撃沈した。前回の22年も4月はチロルチョコで3口応募したが外れ、10月の2度目の応募(1口)で的中した。
 果たして2匹目のドジョウは存在するのか?それとも前回は単なる偶然だったのか?

 本当は高価なタブレットなどの家電製品に応募したいが、当選本数は僅かに10本と、特産品や食品詰め合せの600本に比べ、明らかに不利である。
 事実、的中の期待値を単純計算すれば、総当選本数を15000本として、前者は2万円×10本/15000本=13.3円、後者(チロルチョコの場合)は4000円×600本/15000本で160円となり、どう考えても食品の方が10倍以上も期待値が高い。但し実際には、高価な商品に多くが群がる筈だから、当選確率はもっと下がり、人気のない商品なら上がるだろうか。
 それに、春よりも秋の方が参加者も少ないのだろう。前回、2回目で的中したのも偶然ではないかもだが、「数学とギャンブル」でケリー基準の”負け続けない”重要性を知ってたから、それが不思議と役に立っている。

 今回(昨年の11月)もその掟通りに、競合が少ない人気のなさそうな食品に的を絞った。記憶は定かではないが”6000円相当”とあったから、的中すればだが、チロルチョコ(27個入り10袋)の4000円を上回る。期待値で言えば、6000円×600/15000で240円と少し跳ね上がる。


嬉しいけど・・・

 正直、今回も全く期待はしていなかった。「チロルチョコ」でも書いたが、私は抽選とかキャンペーンとかギャンブルには全くの縁がない。
 今回は今年の1月10日が締切なので、殆ど終わったものと諦めていた。
 昨日の昼、某運送会社から不在通知メールが届いていたが、すっかり迷惑メールだと思い、削除しようとした。が、よく読んでみると”クール宅急便”とあるじゃないか・・・確か、前回の当選の時もこの運送会社ではなかったか・・・
 まさか、”2年連続して的中した”とも思えず、電話で配達人に送り主先を聞いたら、”九州電力キャンペーン”との答えが返ってくる。日頃の行いが良いか悪いかは定かではないが、数学の神様は確かに存在する。

 一方で、我が家は屋敷が3件分あるので、1人で住んでても、1.5世帯分程のの電気代を払っている。つまり、使用電気量は少ないが基本料が高く電気代も高く付くのだ。それでも前年度よりかは3割近く減ってはいるだが・・・
 そうした事を加味して抽選してる筈もないが、流石に2年連続となると考える所もある。が、九州電力は他の電力会社に比べ、値上げは少ないとされる。むしろ、値が下がってる方だ。故に、電力自由化の誘いも殆どない。
 勿論、顧客を繋ぎ止めておく為の優遇措置かもしれないが、不景気の時は全てはいい方向に考えよう。それが鉄則である。

 届いた商品は、前回よりも大きくて重かった。何を選んだかはすっかり忘れてたが、箱を開けると冷凍ハンバーグがどっさと詰まっている。よく見ると、ジョイフル詰め合わせ(ハンバーグ3種14個)で、Amazonでは6000円ほどで売られている。ただ、僅か1個(120g)で約430円と貧乏な私には、高価すぎる。
 レビューでは生肉の冷凍モノなので美味しいとの評判だが、個人的には常温保存できるレトルトの安物でも良かった。勿論、3個150円の”イシイのハンバーグ”では少しキツいかもだが・・・
 それに取説を見ると、わざわざ電子レンジで解凍し、フライパンで焼く必要がある。スーパーで売られてるレトルトなら牛100%でも200円ほどだ。6000円なら30個でお湯で温めるだけでいい。
 どうせ、14個なんて1週間ほどで食い漁るだろう。ハズレを覚悟でタブレットの方が良かったか・・・


最後に

 少し愚痴っぽくなったが、2年連続して当選した事を素直に喜ぶとしよう。
 結果的には、”期待値は嘘をつかない”となるが、特選品詰め合わせなど、ムラ社会の民が飛びつきそうな物を選択肢から外したのも正解だったかもだが、私も人間だから高価な商品にも目が眩む。
 だが、キャンペーンやギャンブルの基本は”負け続けない”事である。運とはそうやって、コツコツと丹念に積み上げていくものだろうか。

 ムラ社会の論理で動くと大損するのは、日本経済の”失われた30年”がそれを証明している。全ては過去と歴史なら何を学び、何を予測できるかにある。
 ”昔からやってる事だから”とか”神様がお守りになる”では、ツキはどんどん遠ざかるだけである。これも歴史が証明している。

 そういう意味でも、今回の的中は数学が教えてくれた、ご褒美でもある。いや、そう思う事にしよう。


追記

 ハンバーグがこんなに美味しいとは・・・
 レヴュー通り、凄く美味しい。
 ジョイフルのハンバーグってこんなに美味しかったか?
 値段相応以上の美味しさに、私はブッたまげた。市販のレトルトじゃ(悪いが)ここまでにはならない。脳を突き抜ける様な美味しさがそこには存在した。  
 まるで、マクドナルドの創業時を彷彿させるかの様な美味しさだと言えば大げさだろうか・・・



4 コメント

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天国からの贈り物 (tomas)
2024-02-12 10:44:12
ガロアにぞっこんの転んださんへ
少し遅いですがおはようございます。
まるで天国にいるガロアからの贈り物みたいですよ。
ケリー基準と期待値
私も宝くじで試してみるとしますか 
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tomasさん (象が転んだ)
2024-02-12 14:41:50
そうであれば
この上なく嬉しいんですが・・・
多分ガロアはもっと上の空を飛んでるでしょうね。
PCタブレットを一発で当てる法則を教えてほしいもんです。

因みに、宝くじは参加者が多すぎて、期待値は当てにならんですね(多分)。
キャンペーン的中の法則は参加者が少ない事でしょうか。
コメント有難うです。
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期待値と大衆心理 (#114)
2024-02-13 13:13:26
期待値が高くても
そこに多くの人が群がれば
さらに大衆心理に加速がつけば
的中確率も実際の期待値も低くなる
ハンバーグというありふれた商品が
生んだ幸運かもしれない

高価なものに群がるのは大衆心理
安価で日常性が強いものには
意外と大衆は群がらない
だがそんな日常の中にこそ
我々が望むお宝が潜んでいる
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#114さん (象が転んだ)
2024-02-13 21:35:52
そーなんですよ。
ジョイフルのハンバーグというありふれた商品が的中に繋がった。
ローソン詰合せや竹下のブラックモンブランも選択肢にあったんですが
でも、期待値が低すぎて・・・

”日常の中にお宝が潜む"
そういう事を教えてもらったキャンペーン的中でした。
コメント有り難うです。
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